ページ

2022年11月30日水曜日

鳥島近海の小さな地震で大きな津波の謎解明

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
コ ス モ ス 畑



2015年5月3日、伊豆諸島の鳥島近海を震源と

するM5・9の地震が発生した。

この地震で、八丈島で最大60cmの津波を観測。

通常、M5~6クラスの地震では観測できる

ほどの津波は起きないから謎の津波だった。

鳥島近海では、1984年から10年に1回程度、

地震規模に比べてはるかに規模が大きな津波が

繰り返されてきており、予測が困難な謎の

津波とされてきた。

気象庁は、2007年からこの地域では、津波

注意報を他の地域よりも小さいMで出す対応を

していたが、2015年のこの地震以降さらに

注意報を出す基準を引き下げた。

東京大地震研究所などの研究チームは、2015

年の地震の際の各地の地震波や津波のデータを

元に、どんな地震であればこうした津波を引き

起こすのかを再現し、原因を究明してきた。

その結果、鳥島から北に100Kmほど離れた

[須美寿(スミス)カルデラ]という海底火山で、

火山特有の現象が津波の原因だと突き止めた。

床や天井などに使われるはね上げ戸を意味する

トラップドア(trapdoor)と呼ばれる現象が

発生していることが判った。

須美寿カルデラでは、継続的にマグマが地下

から入り込んで、上向きの力が働いている。

普段は、マグマだまりの上の岩盤がまわりの

蓋になっている岩石と固着していて[ロック]

された状態となっているが、地震が発生して

岩盤のまわりが割れると、ロックが外れる。

すると、蓋の岩盤が一気に持ち上がって海水を

押し上げ、津波を引き起こしていた。

トラップドア断層破壊はこれまで、南米の

ガラパゴス諸島の地上火山のシエラネグラ

火山でも確認されてきたが、海底火山でも

この現象が起きて、津波を発生させていた。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月29日火曜日

三重県南東沖地震 南海トラフ地震の引き金にも

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハ  ギ



2022年11月14日 17時09分頃、三重県南東沖を

震源とするM6・1の地震が発生した。

この地震は、震源の深さが350Kmの深発地震

だったが、西日本が乗る大陸のプレートの下に

沈み込むフィリピン海プレートの更に下に

東から沈み込む太平洋プレートの中で発生した

岩盤破壊が原因で、揺れが太平洋プレート内を

伝わり、遠く離れた福島県や茨城県で最大

震度4を観測する[異常震域]地震となった。

この震源の南西の近辺で、繰返し地震が発生して

おり、一括して三重県南東沖地震と呼ばれている。

2004年9月5日19時7分に、M7.1、震源の深さ

38km(北緯33度1.9分、東経136度47.8分)

同日の9月5日23時57分に、直ぐ北東でM7・4,

深さ44km(北緯33度8.2分、東経137度8.4分)

2016年4月1日11時39分、M6・5、深さ10Km。

これら地震の震央周辺では、1944年12月7日の

東南海地震(M7.9)、1946年12月21日の南海

地震(M8・0)が発生している。

三重県南東沖地震の震源付近は、大規模な

南海トラフ地震の発生の引き金の地震発生の

非常に危険度の高い地域である。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月28日月曜日

「後発地震の注意情報」12月に開始

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
フ ジ バ カ マ 



政府は、日本海溝・千島海溝沿いで最大20万人の

死者が想定されるM9クラスの巨大地震に備え、

一定規模の地震が起きた際に、さらに大きな

[後発地震]に注意を促す情報を発表することを

決めて、12月16日から運用することにした。

情報の名称は[北海道・三陸沖後発地震注意情報]。

北海道と三陸沖の想定震源域とその周辺で

M7以上の地震が発生したら、続けて巨大地震が

起きる可能性が平時より高まっているとして、

気象庁と内閣府が合同で発表する。

情報が出れば、M9級の巨大地震で3m以上の

津波や震度6弱以上の揺れが想定される北海道~

千葉県の太平洋側を中心とした自治体に、

防災対応の強化を求める。

津波警報が出たらすぐに逃げられるよう、

避難場所や経路を確認したり、非常持ち出し

品を準備したりする。

だが、この情報が出ても大規模な後発地震が

必ず発生するわけではないので避難は求めない。

鉄道、店舗などの休止も求めず、通常の社会

活動を続けながら対策をとることになる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月26日土曜日

岩塩の中から8億3000万年前の微生物が見つかる

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




米大学の研究チームは、西豪州地質調査所

(GSWA)が豪州中部の8億3000万年前の

[ブラウン層]の深さ1247.1~1531.8m地点から

1997年に採掘したコアサンプルを調べ、

その研究成果を学術雑誌に発表した。

豪州中部は、かつて塩分濃度の高い海だった。

[ブラウン層]は、当時の海洋環境を示す岩塩が

含まれる新原生代(約10億~5億4200万年前)の

層序単元(共通の特徴を持つ地層のまとまり)。

透過型顕微鏡を用いて、最大2000倍で岩塩

結晶の表面下を観察し、有機物とみられる

物質の大きさや形状、色を分析。

さらに紫外可視分光法により、この物質の

蛍光反応を検証した。

岩塩の保存状態は良好で、深さ1480.7mから

1520.1mにわたる10の岩塩層を観察できた。

その結果、大きさや形状、紫外可視光への

蛍光反応から、流体含有物に捕捉された固体は

原核生物と真核生物の細胞と一致した。

研究結果は、捕捉された微生物が数億年もの間、

岩塩の中で良好に保存され、そのままの状態を

光学的観察のみで検出できることを示すもの。

火星には、ブラウン層と同様の組成を持つ

堆積物が見つかっており、サンプルを破壊したり

せずに生物を特定できる可能性を示唆している。

地質時代にわたる微生物の生存可能性に

ついては完全に解明されておらず、[ブラウン

層]の岩塩に存在する微生物はまだ生きている

可能性も否定できない。

これまでの複数の研究結果では、代謝性変化や

栄養源となりうる有機化合物や死細胞との

共存により、微生物が流体含有物の中で

生存しうることも示されている。

備 えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月25日金曜日

食中毒 毒キノコだけでなく[クワズイモ]に注意

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ト ヨ カ 柿



食欲の秋は、食中毒の危険が潜んでいる季節。

例年決まって発生するのが、キノコによる

食中毒で、道の駅などでも毒を持つキノコが

誤って販売された事例もある。

特に、身近で一般的な毒キノコには、クサ

ウラベニタケ、ニセクロハツ、ツキヨタケや

テングタケなどがある。

昔から、採集してきたキノコで中毒しない

見分け方や食べ方の言い伝えが今でも存在。

主の、誤った言い伝えには、

*縦に裂けるキノコは安全

*香りが良ければ食べられる

*地味な色のキノコは食べられる

*虫が食べているものは食べられる

*塩漬けにすると毒が抜ける

*ナスと一緒に煮ると毒が抜ける

最近では、有毒植物の[クワズイモ]による

食中毒が各地で発生しているとして、厚労省が

注意を呼び掛けている。

サトイモ科のクワズイモは、食用にされる

[ハスイモ]に似ていることから、誤食される

ことが多いとされる。

観葉植物として、鉢植え栽培もされる[クワズ

イモ]は、食べると、吐き気や下痢、まひなどを

引き起こすため、誤食注意の名前を持っている。

発生場所は九州を中心に、少なくとも9都府県。

専門家は、クワズイモを見分けるのは非常に

難しいが、ハスイモやサトイモは食用のため、

基本的に畑で栽培されるので、畑以外の場所で

自生している場合、まずはクワズイモを疑って

ほしいと指摘している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月24日木曜日

日本海溝・千島海溝の巨大地震 津波対策強化へ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
彼 岸 花



日本海溝沿いと千島海溝沿いで、発生が

想定される二つの巨大地震を巡り、防災

対策を進める必要性が求められている。

政府は、9月30日開催の中央防災会議で

北海道から千葉県までの8道県272市町村を

[地震防災対策推進地域](推進地域)に指定した。

このうちの7道県108市町村については、

津波災害が起こる恐れがあることから[津波

避難対策特別強化地域](特別強化地域)とした。

二つの巨大地震の対策を巡る政府の基本計画に、

最悪の場合で19万9000人とされる想定死者数を

今後10年間で約8割減らす数値目標を盛り込んだ。

今後、各道県や市町村などによる具体的な

防災対策が本格化する。

指定された推進地域は、震度6弱以上の地震が

見込まれたり、高さ3メートル以上の津波が

予想されたりする地域。

対象となった市町村は、避難場所の整備や

防災訓練の実施などに関する計画を策定する

ことが努力義務となる。

特別強化地域は、津波で30センチ以上の

浸水が地震発生から40分以内(茨城県以南は

30分以内)に生じると見込まれる地域など。

対象となった市町村は、緊急時に逃げ込める

[津波避難タワー]や避難路を整備すると、

整備費に対する国の補助率が2分の1から

3分の2に引き上げられる。

対象の市町村に立地する病院や百貨店などは、

立地状況によっては、避難などに関する

計画の策定が義務付けられる。

政府による推進地域などの指定は、2014年、

南海トラフ巨大地震に関しても実施された。

この際、特別強化地域の指定基準は[30センチ

以上の浸水が地震発生から30分以内に生じると

見込まれる地域]とされていた。

今回は、北海道や東北などの積雪寒冷地は

防寒着の準備や移動に時間がかかるため、

10分の上乗せとなった。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月23日水曜日

ヘルソン撤退の打撃で窮地 プーチンどうする  

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ス ス キ  子規の庭



ウクライナ軍は11月11日、ロシア軍が占拠後に

一方的に併合を宣言した南部ヘルソン州の

州都ヘルソンを奪還し、解放した。

9ヶ月ほど前の2月24日に、ロシア軍は19万人

程の軍勢でウクライナに[特別軍事作戦]との

名目で侵攻を開始、首都キーウに迫った。

ロシアのメディアは、1週間もすればキーウの

街をロシア軍が行進していると囃し立てていた。

だが、攻略はならず大敗して撤退、ロシア国営

テレビはウクライナで、米、英、EU、及び

NATO連合勢力と戦っていると外部勢力の

ためにキーウ陥落が出来なかったと弁解。

戦場での失策はロシア政府のせいではなく、

外部の敵のせいだとし、ロシア軍やロシアの

大統領を非難するなら、非難する代わりに

国民としての義務を遂行しろ、ロシアの旗の

もとに結集しろという論調だったという。

また、ヘルソン撤退については、撤退を進言

したロシア軍のウクライナ総司令官の判断を

称え、ヘルソンからの軍の撤退とプーチン

大統領とは無縁だと理解させるようにしている。

11月9日に、ロシア軍の撤退を口にしたのは

将軍たちで、国営テレビは国防相が撤退命令を

出す場面には、全軍の最高司令官のプーチン

大統領の姿はなかった。

11日に、報道官は[国防相の決定だ。私には

何も言うことはない]と軍が決めたこととする。

だが、[特別軍事作戦]作戦と命名して、侵攻を

命令したのはプーチン大統領。

侵攻当初は、戦うのは職業軍人だけとして

いたはずが、最近では学生から囚人までを含む

30万人を半ば強制的に動員せざるを得ない状況。

国民は、プーチンは[戦の権現]として崇めて

いたが、今では政府がプーチン大統領を庇えば

庇うほど、メッキがはげ落ちて行き、国民の

前に姿を現せないほど、追詰められ居るようだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月22日火曜日

第8波にWHOも懸念の[XBB]・[BQ.1]系統

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
円 成 寺 山 門



新型コロナウイルスの第7波は、オミクロン株

から派生した[BA.5]が主流だった。

10月には、1日当りの新規感染者数が2万人

台にまで減少したが、11月に入ると共に増加に

転じ、中旬には10万人超に拡大。

第8波の始まりが確実になった様相になった。

米疾病対策センター(CDC)によれば、米国では、

BA・5は8月20日までの1週間では感染者のうち

86・4%を占めていたが、11月5日までの1週間

では39・2%と半数以下になった。

替ってBQ・1系統が徐々に増え、35・3%に達した。

世界保健機関(WHO)や専門家は、オミクロン株の

派生型である[BQ・1系統]と[XBB]が広がる

可能性があると、注視している。

[XBB]は、シンガポールで10月に一時的に急増。

BA・2系統のうち二つの変異株が、組み合わ

さった組み換え体と言われる。

[BQ.1]は、[BA.5]の亜系統でいくつかの重要な

抗原部位にスパイク変異が起きている。

これらの派生型は、従来のオミクロン株と

比べると、感染者における割合が増加傾向に

あり、免疫から逃れる能力が高い可能性がある。

しかし、実際に感染した場合の重症化リスクが

高まったり、免疫逃避が起きたりしたことを

示すデータはまだ確認されていない。

先ずは、オミクロン株系統に対応したワクチン

接種を急ぐことが肝要だが、政府は呑気なものだ。

新規感染者が、10万人を超えて拡大を続ける

11月中旬の接種率は10%そこそこに止まる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月21日月曜日

新規感染者数10万人超 第8波へ備えを

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハ  ギ



新型コロナウィルス変異株、BA.5型を主流と

する新規感染者数は、8月19日に26万1004人の

最多感染者を記録し、ほぼ8月いっぱい20万人

近い高原状態が続いたあと、ゆっくりとした

減少傾向を持続した。

10月11日に、一週間平均で2万5739人の新規

感染者数を記録して底を打ち、緩やかな増加に。

11月1日に、6万人を超えた後は新規感染者数の

増加が更に顕著になり、15日には10万人を

超えて10万2829人を記録。

10月10日、政府分科会尾身茂会長は、第8波は

史上最悪の流行になる可能性に懸念を表明。

理由として、①インフルエンザの同時流行。

過去2年間は行動制限などで、インフルに対する

免疫を持つ人が減少しているため、推計では、

同時流行が起きた場合、ピーク時の1日当たりの

感染者数はコロナ45万人、インフル30万人の

計75万人に上る。

②新変異株BQ.1への置き換わり。  

現在主流のオミクロン株[BA.5]からその亜種で

ある「BQ.1」へと置き換わが進みそうなこと。

BQ.1はBA.5よりも免疫をすり抜ける力が強く、

感染が広がりやすい可能性が指摘されている。

③ワクチン低接種率。  

特効薬がなく、病床確保に限界がある中、

最大の武器であるのはワクチン接種。

オミクロン株対応ワクチンの接種率は、14日

時点で10・4%に止まる。

ワクチン接種率向上が感染拡大阻止のカギを

握るが、相変わらずの政府の対応はにんびり。

そこへ、ワクチン接種有料化が浮上。

特に、ワクチンを打つ必要がないのかという

ムードが漂う出している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月20日日曜日

岩手県がM9巨大地震被害想定 死者最大7100人

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
彼 岸 花



岩手県は9月20日、日本海溝沿いなどを震源と

する巨大地震による被害想定を発表した。

津波などによる死者数は東日本大震災による

県内の死者・行方不明者数(6254人)を上回る

最大7100人と想定した。

県は今後、関係市町村などと連携して、

[犠牲者ゼロ]に向けた対策作りを急ぐ。

効果的な減災に役立てるため、M9クラスと

最大級の地震が起きる想定で試算した。

具体的には、日本海溝・千島海溝沿いで起きる

巨大地震や2011年3月の東北地方太平洋沖地震

モデルに選定した。

津波被害の予測には、県が22年3月に公表した

津波浸水想定を活用し、市町村ごとの人的

被害や建物被害などを割り出した。

その際、避難のしやすさや人の流れは季節や

時間帯によって異なり、それに応じて被害

規模も変化する。

①就寝中の被災で避難準備に時間を要し

暗闇や積雪で避難速度も下がる「冬の深夜」

②日中の社会活動が盛んで自宅以外での

被災が多い「夏の正午ごろ」

③住宅や飲食店などで火気の使用が最も多く、

地震火災が増える「冬の午後6時ごろ」

の3ケースに分類して検討した。

その結果、人的被害は日本海溝沿いの三陸・

日高沖の北寄りで巨大地震が起きた場合に

最大となり、中でも「冬の午後6時ごろ」に

発生するケースでは、津波による死者数が

沿岸部の12市町村で7000人に達する。

一方、建物被害は東北地方太平洋沖地震を

想定した場合に最大となる。

県全体の全壊棟数は3万5000棟、発生1日後の

避難者数も5万9000人に上る。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月19日土曜日

糖尿病・動脈硬化予防に減塩[日本食]を推奨

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハ ギ  子規の庭



日本人の寿命は年々伸びており、1960年の

平均寿命は、男性65・32歳、女性70・19歳だった

のが、2021年の簡易生命表では男性が81・47歳、

女性が87・57歳と、約60年の間に日本人の

寿命は、他国に類を見ないペースで伸びている。

1960年代の主な死因は肺結核などの感染症、

脳出血や胃がんだったのが、予防医学の著しい

進歩と日々の食事の変化が、日本人の長寿化を

もたらした大きな要因。

だが、他方、食習慣の欧米化、特に動物性

脂肪の摂取増、マイカー移動による運動不足は

肥満者やメタボリック症候群、さらには脂質

異常症、高血圧、糖尿病患者数を増加させた。

その結果として動脈硬化性疾患も生じさせた。

古来の日本食にも[塩分過剰]の問題があった。

塩分の摂り過ぎは高血圧をもたらし脳出血を

招くだけでなく、胃がんの発症にも関連する

ことが指摘されており、食事の形態や種類に

関係なく[減塩]が重要。

2022年7月に発表された、動脈硬化性疾患予防

ガイドラインでは、[肉の脂身や動物油(牛脂、

ラード、バター)、加工肉を控え、大豆、魚、

野菜、海藻、きのこ、果物、未精製穀物を

取合わせて食べる[減塩した日本食パターン]の

食事は血清脂質を改善し、動脈硬化性疾患の

予防が期待される]として推奨している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月18日金曜日

資金繰りピンチ 韓国企業の頼りはやっぱり日本

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ふ じ ば か ま 



米国FRBの利上げで、ウオン防衛のため韓国も

追従利上げを迫られている。

米国の基準金利が、15年ぶりの最高値の3・75~

4・0%となり、現在3%の韓国との金利差は

1%ポイントに広がり、11月にも0・5%の

利上げが行われるとされる。

家計債務総額がGDPを上回るまでに膨れ

上がっている中で、更なる利上げが行われると

住宅ローン金利は8%を超え、庶民が街中で

借りる金利は10%超にもなると戦々恐々。

更に、大変なことになっているのが、一般民間

企業が資金不足を補うために発行する債券。

この債券市場が異常状態となっており、債券

取引が停止状態にあるという。

格付けAAAの韓国電力会社の債券が完売

出来ず、大手財閥系列企業も10%ほどの

金利でないと債券消化が出来ないとされる。

そこで、目を付けられたのが[サムライ債]。

日本国内で円建てで、債券を発行するもの。

日韓関係の悪化で途絶えていたが、新政権の

下で韓国ロッテが85億円を発行、その後も

新韓銀行の発行の報道も出ている。

だが、経済環境が急速に悪化しており、この

先も改善を見通せない中、大企業と言えども

信頼性に乏しい韓国企業なので、[償還不能]

リスクの不安が付いて回る。

G8だ、日本に追いついたと大口を叩きながら

最後には頼らざるを得ないのが日本。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月17日木曜日

「ナイアシン」は高血圧を予防する

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
コ ス モ ス



高血圧は、生活習慣病の中でも最も多い病気で、

薬でコントロールすることはできても、完全に

治すことは出来ないため、予防が大切とされる。

日本では、高血圧や脳梗塞・脳溢血予防には

減塩が叫ばれ、減塩運動も盛んだ。

米国医師会関連の医学誌に、[ナイアシン]という

ビタミンの効果に着目した論文が掲載されてた。

[ナイアシン]は、ビタミンB3とも呼ばれ、

体の代謝やエネルギー産生に不可欠な成分。

肉や魚、キノコや穀類などに幅広く含まれて

いるため、大きな偏食さえしなければ、摂取

不足に陥ることはない。

バランスの良い食事を取ることが、高血圧の

予防には最も重要。

最近の中国の調査では、1万2000人を超える

一般住民に食事と血圧との関連を検証した

ところ、ナイアシンの1日の摂取量が15・6

ミリグラムを超えない範囲であれば、摂取量が

多いほど高血圧の発症は予防されていた。

だが、それを超えると逆に高血圧のリスクは

増加していた。

TVコマーシャルなどで、1日に野菜350グラム

摂取を勧めているが、具体的にはどうか。

ある自治体の説明では、生なら両手で3杯、

茹でれば片手で3杯が350グラムが目安とある。

では、ナイアシンの1日の摂取量が15・6mmgは

具体的にどのくらいなのか、過剰摂取はマイナス

効果というから、適量の判断のしようがない。

穀類、肉や野菜に幅広く含まれているならば、

過食は高血圧のリスクになるということか。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月16日水曜日

韓国民に回って来た文在寅の高額なツケ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
コ ス モ ス



文在寅は、脱原発を掲げ、1983年から商業

運転中の月城原発1号機を稼働停止とした。

2015年2月に、原子力安全委員会が寿命延長を

決定していたが、古い原発であるため経済性や

安全性、住民の稼働反対運動などを理由に

稼働停止とした。

だが、稼働停止理由とした検査・性能などの

報告書や意見書が、政府側の圧力や指示で

改竄や捏造されていたことが発覚。

原発に代わる太陽光発電強化策として、一般

家庭や民間企業に太陽パネル設置を奨励すると

共に、公共施設にも積極的に設置を押し進めた。

だが、拙速な設置促進策で補助金詐取などの

不正の温床となったほか、施設に設置した

費用回収には430年を要するなどの事例も出た。

太陽光発電事業者は、政府の支援金と金融機関

融資で設備を設置し、発電電力を原発による

発電価格の4倍で販売されていることも判明。

原発停止後の代替電力購入による損失は、

既に1兆8000億円ほどにも達している。

文在寅在任中の5年間に、新再生可能エネルギー

支援事業に、およそ1兆2000億円が投じられた。

国務調整室の調査結果では、電力産業基盤

基金を不法・不当に執行事例は2,267件のあり、

発生した融資金額は、およそ260億円に達した。

公共事業体の韓国電力公社の抱える赤字は

3兆円にもなっており、今後電気代として

加算されると、1所帯当たり月8000円の負担増に。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月15日火曜日

韓国中央部で地震 M4・1 5年ぶりの地震

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
百  日  紅



10月29日午前8時27分、韓国忠清北道槐山郡

の北東11Km付近の深さ12Kmを震源とする

M4・1の地震が発生した。

その後も余震が続き、11月1日午前2時にも

同じ場所を震源とするM2・9の余震が発生した。

これで余震発生回数が21回となり、震源付近の

住民の多くは初めての地震の体験で不安が募る。

家屋一部損壊など19件の被害が報告されている。

今回の地震は、プレート内部で発生する地震で、

50Kmの範囲内では、過去に俗離山地域で

M5・2の地震発生の記録がある。

韓国の専門家の説明では、韓国では数億年前から

地層の活動が活発に進行したため、地質が複雑で

地下には多くの断層が存在する。

現在、韓国国内には約450の活性断層があると

推定されるとしている。

韓国の日本海側には、よく知られた大きな

断層帯が存在する。

現代グループの拠点の工業都市、蔚山市北部の

日本海側から慶州、蔚山市西部から、梁山を

通り、釜山市西部の洛東江河口に至る梁山断層

延長約200kmの横ずれ断層。

途中、慶州付近かY字状に分岐し、南南東へ

蔚山断層が伸びる。

この2つの断層では、M5級の地震が、少な

からず発生している。

備 えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月14日月曜日

ソウルの繁華街 梨泰院で雑踏雪崩156人死亡

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
フ  ヨ  ウ



10月29日土曜日の夜、ソウルの繁華街の

梨泰院にハロウィーンに浮かれて繰り出した

大勢の若者らが、距離が40m程、の幅3m程の

狭い急坂の路地に溢れ、身動きが取れなく

なり、坂の上下で前に行こうとする人の

圧力で超過密状態となった。

1㎡あたり、14人という信じられない過密に。

密集の中の人は、身体が浮き上がり、呼吸

困難な状態で、多くの人が失神、窒息死した。

そのような状況であるにも拘らず、坂の上部に

居た若者たちが、圧し負けるな、押せ押せと

声を上げて圧力をかけたために、坂の下方に

向けて雑踏雪崩が発生し、日本人2人を含め

外国人が26人、総勢156人が犠牲となった。

単なる雑踏ではない、日本人には想像が

付かない超密集状態が長時間続いたという。

雑踏雪崩発生の4時間前、報道では6時間前

からとする記事もあるが、当局に10件を

超える緊急連絡が入っていたとされる。

だが、警察は現場確認もせず、交通整理を

する訳でもなく放置、地域責任者は翌早朝

連絡を受けるまで寝ていたというお粗末。

韓国紙は、韓国のハロウィーン文化の中心地、

梨泰院で事故発生と報じ、文化の中心とする。

駅前の繁華街に、若者が文化を楽しむために

集まって来ることは判っていたことだが、

派遣された警察官は、交通整理ではなく、

スリやひったくりなどの担当刑事137人のみ。

通行制限や一方通行の規制もなく、路上での

交通整理もなしで、13万人の若者で溢れていた。

当局は、韓国人は過去の歴史もあり、強制力を

伴う[規制にはなじまない]と弁明している。

安全という概念が欠落している国民性。

備 えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月12日土曜日

韓国東海岸に18基の原発 近くに大断層が存在 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
金  木  犀



日本の弥生時代から、朝鮮半島の新羅の都で

在った慶州には、当時からの歴史書が存在する。

歴史資料では、慶州で観測記録された地震の

最初は34年、次いで100年と大きな地震が発生。

震源地は、慶州市を通り、釜山市まで伸びる

大断層の梁山断層

2016年と2017年には、梁山断層の慶州市付近を

震源とするM5・7とM5・5の、韓国内の地震発生

記録では最上位に位置する揺れを伴う地震が発生。

この断層帯から東方向20~30Km内に韓国内

稼働中の24基の原子力発電所24基中、半分の

12基が立地し、6基は断層が海域に伸びた

海岸近くに蔚珍原発の6基が立地する。

2020年9月には、接近した台風の高潮の浸水で

稼働中の原発4基が緊急停止事故が発生。

多くの手抜き工事が発覚している韓国の原発の

耐震強度は、日本の基準より遥かに低い。

梁山断層では、M7級の地震発生もあり得る。

海域部を含めて、全長1000Kmにも及ぶと

想定されている梁山断層の陸上部全長200Kmに、

海域部分も同時に動けば、東海岸の原発群は

全滅の被害もあり得る。

ここから、日本本土までの距離は僅か200Km。

備 えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月11日金曜日

韓国 輸出停滞で大量の企業倒産が発生か

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
円  成  寺



IMFは、韓国の2023年度の輸出成長率は

0%になると予測し、GDP成長率も2%と

下方修正するなど、韓国には厳寒が到来。

既に、貿易赤字が7ヶ月連続している貿易

収支不調の状態にあり、中小企業は度重なる

金融引き締めのあおりも受けて資金繰りは

急速に逼迫している。

国際金融協会(IIF)発表の[世界負債報告書]に

よれば、韓国の非金融企業の国内総生産

(GDP)比負債比率は、4~6月期に117.9%と

調査対象の35ヶ国中2番目の高さ。

売上や利益の減少で、借入に頼らざるを得ない

ため負債依存度が急速に上昇しており、危険

信号は赤色に。

特に、最近では大企業の資金調達手段である

社債市場で、社債の消化が出来ず、大企業も

銀行に駆け込む状態になっている。

問題なのは、企業の資金調達が銀行よりも

金利の高いノンバンクで調達されていること。

ノンバンクの企業向け貸付平均金利は、年率

8・01%(9月の新規取り扱い額基準)で、銀行の

年率4・66%より3・35ポイントも高いこと。

中小企業には耐えられない高い利率に。

韓国銀行は、9月の金融安定状況報告書で

利益で借入金の利息が支払えない限界企業の

割合が昨年末の14・9%から今年末には18・6%に

まで増える恐れがあるとしている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月10日木曜日

韓国 来年の新規雇用者数は10分の1に減少

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハ ギ  子規の庭



韓国の経済指標や見通しが急速に悪化している。

IMFは、韓国の経済を支えている輸出の伸び

率が、来年度には0%に落ち込むと予測。

経済成長率の予想も、2・9%から2・0%に

下方修正されている。

米国の金利上昇のあおりを受けて、政策金利も

3%から、4%への上昇も予測され、急速に

資金繰りが悪化しており、ノンバンクの貸付

利率は8%台だとか。

これでは、中小企業は借入も不可能の水準だ。

こうした経済環境の悪化見通しを反映して、

韓国開発研究院(KDI)は最近の就業者数に関する

報告書で、来年増加予定の雇用者数が、今年の

80万人に迫る雇用増加幅から、一転して

10分の1の8万人にまで減少するとしている。

新卒予定者にとっては、すでに地獄だ。

何故このような極端なことが生じるのか?

原因は、終身雇用制が根強く残っていること。

労働貴族が巣食う現代自動車労組の要求は、

終身雇用制度と定期昇給に企業年金増額。

中小企業は、最低賃金の急激な大幅上昇や

労働時間短縮政策で、新規雇用に二の足。

景気悪化が目の前に迫っていれば、新規の

雇用者増などはもってのほかであるから、

現在の労働者の自然減少人員補充が上限数。

硬直的な終身雇用制を改め、労働市場を

流動化し、いつでも雇用先を移れて、再就職が

可能な制度に改革しない限り、就業希望者は

空き待ちの就職となる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月9日水曜日

ソウルの繁華街 梨泰院で雑踏雪崩156人死亡

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
フ  ヨ  ウ



10月29日土曜日の夜、ソウルの繁華街の

梨泰院にハロウィーンに浮かれて繰り出した

大勢の若者らが、距離が40m程、の幅3m程の

狭い急坂の路地に溢れ、身動きが取れなく

なり、坂の上下で前に行こうとする人の

圧力で超過密状態となった。

1㎡あたり、14人という信じられない過密に。

密集の中の人は、身体が浮き上がり、呼吸

困難な状態で、多くの人が失神、窒息死した。

そのような状況であるにも拘らず、坂の上部に

居た若者たちが、圧し負けるな、押せ押せと

声を上げて圧力をかけたために、坂の下方に

向けて雑踏雪崩が発生し、日本人2人を含め

外国人が26人、総勢156人が犠牲となった。

単なる雑踏ではない、日本人には想像が

付かない超密集状態が長時間続いたという。

雑踏雪崩発生の4時間前、報道では6時間前

からとする記事もあるが、当局に10件を

超える緊急連絡が入っていたとされる。

だが、警察は現場確認もせず、交通整理を

する訳でもなく放置、地域責任者は翌早朝

連絡を受けるまで寝ていたというお粗末。

韓国紙は、韓国のハロウィーン文化の中心地、

梨泰院で事故発生と報じ、文化の中心とする。

駅前の繁華街に、若者が文化を楽しむために

集まって来ることは判っていたことだが、

派遣された警察官は、交通整理ではなく、

スリやひったくりなどの担当刑事137人のみ。

通行制限や一方通行の規制もなく、路上での

交通整理もなしで、13万人の若者で溢れていた。

当局は、韓国人は過去の歴史もあり、強制力を

伴う[規制にはなじまない]と弁明している。

安全という概念が欠落している国民性。

備 えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月8日火曜日

韓国経済 大黒柱の半導体不況が直撃で揺らぐ 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
鉄 砲 百 合



我が世の春を謳歌し、世界制覇を謳い、悦に

入っていた韓国半導体産業、一つの決算期の

後は火の車、漢江に浮かぶ泡沫のようだ。

韓国が、世界に誇る唯一の産業の半導体企業の

7~9月期の営業利益が大幅減益の直撃を受けた。

サムスン電子の本業のもうけを示す営業利益は、

前年同期比31・4%減の約1兆1200億円だった。

業界2位のSKハイニックスは、前年比で

60・3%もの大幅減益に。

その他では、LGディスプレーは営業赤字に。

また、現代自動車の連結純利益は、前年同期比

5%減の約1460億円の減益に。

世界経済の落ち込みの影響を受けたと言えば

それまでだが、問題なのは、各社とも計画

済みの投資計画まで撤回や見直しを迫られる

状況にあること。

来期以降も、韓国勢が主力とするメモリー

半導体市況は、一段の悪化が予測されており、

回復まで2~3年を要するとの声も。

5月の尹錫悦大統領の就任に合わせ、お祝儀と

して韓国財閥大手11社が、合計110兆円もの

大規模な設備投資計画をぶち上げている。

李在鎔氏が、8月に恩赦されて副会長から

会長に昇格し本格的に陣頭指揮を執るサムスン

電子は、設備投資計画の見直しはないとするが

SKハイニックスは当初の投資計画を半分に、

現代自動車も設備投資繰り延べを発表。

その他、多くの企業が軒並み、予定されていた

投資計画を撤回または縮小、保留する方針。

欧米各国は、高いインフレを抑制するための

挙って金融引き締めを急いでいるため、今後の

景気の減速は避けられない。

輸出立国の韓国、安泰だと楽観していた輸出も、

ウォン安が進む追い風の中で、9月の輸出は

前年同月比2・8%増と鈍化傾向が続く。

韓国を代表する大手企業も過去の借入金返済に

追われ、高金利と輸入する原材料や部品の

輸入価格高騰、物価高で苦しむ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月7日月曜日

中国の輸出急減速で韓国が大変 貿易赤字続く 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ゴ ー ヤ



世界の工場、中国の輸出が急減速している。

加工貿易が中心の中国、輸入する部品や中間財、

輸出する製品に使用されるコンテナーの動きが

激減し、荷動きが落ち込んだことで、コンテナー

船の運賃が急落している。

コンテナー不足、船腹不足で海上運賃が暴騰し、

日本で輸入商品の値上げが甚だしかったのが

ウソのような様変わりになりそうだ。

中国の輸出が不振であることに証拠。

対中輸出が、全体の25%も占める中国依存度の

高い韓国にとっては大打撃だ。

物価刺激なしに成長しうる経済の基礎体力を

表す中国経済の潜在成長率が止まり、下げに

転じており、10年後には3%にまで落ちこむ

との予想が出されている。

だが、習近平が3期目入りに当たり、公表された

経済政策は成長の骨なしで、共同富裕が強調

され、消費経済成長促進策には言及がなく、

IT産業などの成長業種は、無視され、敵視。

こうした成長抑制策で、3%成長に疑問符も。

今年と来年の中国の実質輸出増加率が、年平均

6ポイント低下し、GDP成長率を1.1ポイント

下げると予想されている。

こうした影響をもろに被るのが輸出が経済の

根幹となっている韓国。

既に、韓国には大きな影響が出ており、10月

20日までの今年の韓国の対中貿易黒字(輸出額ー

輸入額)は27億ドルで、昨年同期より86%減少。

既に、7日月連続で貿易赤字が続き、韓国政府は

通年での経常黒字は大丈夫とするが、厳しい。

ウオンの下落は止まらず、外貨準備高も減少。

厳しさが増すソウルの冬。

備 えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月5日土曜日

NASAの火星探査車 岩石から有機物発見 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
牡鹿



 米航空宇宙局(NASA)の火星探査車[パーサビア

ランス]は、太古の河川デルタの調査中に、

今回のミッションにとって最も重要な部類の

サンプルを採取したことが明らかになった。

火星探査車は、火星に生命が存在したのか

どうか突き止める任務を担っているが、最近

採取したサンプルのいくつかには有機物が

含まれていることが判った。

採集場所は、かつて湖があったとみられる

ジェゼロ・クレーターと、そこに流れ込んで

いた河川デルタ地帯で、そこが35億年前には

生物の暮らせる環境下にあった可能性を示す。

パーサビアランスは、これまでに12点の岩石

サンプルを採取していて、最終的にこれらの

収集物を2030年代に地球へ戻す予定。

また、パーサビアランスは、過去5ヶ月間に

直径45Kmのクレーターの底を調べ、火成岩の

証拠を発見しているが、デルタでの2度目の

調査では、豊かな堆積岩層を見つけていた。

岩石層は、塩水の湖の中に泥や砂が堆積して

できたが、この湖は数十億年前に蒸発した。

パーサビアランスはこの岩石の表面をはぎ取り、

特殊な機器で分析し、そこに含まれる化学

物質や鉱物、有機物を明らかにしている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月4日金曜日

中國 1~9月住宅販売面積前年比22・2%減

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ゴーヤ



中国の7~9月の実質経済成長率は、前年同期比

3.9%で年間目標の5.5%を下回った。

大きな要因は、GDPの4分の1ほども占める

不動産市況の悪化がある。

1~9月の不動産販売(床面積ベース)は、前年比

22.2%減と大きく落込んでいることが明らかに。

IMF(国際通貨基金)は、中国不動産企業の

45%が、利益で債務の毎月の元利金返済が

できない状態にあると発表している。

最近にも、中国政府のお墨付きの優良企業で

在ったはずの旭輝控股集団(CIFI)のデフォルトが

明らかにされるなど、国民は安心して新築住宅

購入の契約が出来ない状態にある。

青田売りで購入するマンションの引き渡しが

受けられない状態を懸念する購入者は、多くが

民間の開発業者を避けて、国有企業の開発

業者を選ぶ傾向が高まっている。

このため、地方政府が行う新規の土地使用権

販売の入札参加者は、国有企業が大勢を占める。

また、中古住宅の売れ行きは、確実に住宅が

手に入るため好調だという。

この場合の中古住宅のほとんどは、政府関係

者や富裕層が投機目的で保有していた物件で、

いはば新古住宅ともいうべき物件だ。

経済回復、活性化に欠かせない民間不動産開発

業者の資金繰り悪化による経営不振は、中国

経済の回復を更に先送りさせることに繋がる。

備 えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月3日木曜日

中國 政府支援の優良民間不動産企業が破綻

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
頭 が 痒 い よ ~



IMF(国際通貨基金)は、10月中旬に中国不動産

企業の45%が、利益で債務を返済できないと発表。

儲けで、借金の元利金返済が出来ないのだ。

新たな借金をするか、在庫や保有資産売却金を

返済に充てなければ倒産の憂き目にあう。

中国政府は、民間の不動産開発企業のうち

政府が直接支援する価値があると判断された

わずかな民間デベロッパーの一つだった、

旭輝控股集団(CIFI)が、10月中旬に香港ドル

建ての転換社債の利払いを実行できなかった。

CIFIが、国家保証を受けた起債額は12億元。

2023年末までに約80億元の債券が償還期限を

迎えるが、不動産不況の現状からすれば、

とても返済できない金額である。

中国政府の公式データでは、今年1〜8月の

中国の住宅販売は前年同期比30%減。

特に問題なのは、2022年上半期の契約済み

販売件数は、中央値で民間デベロッパーが

59%減に対し、国有デベロッパーは38%と

大きな隔たりがある。

マンションの引き渡しを懸念する住宅購入者は、

民間デベロッパーを敬遠していることも要因。

中国のGDPの25%を占める不動産関連産業の

不安定化は、中国経済の根幹を揺るがしている。

備 えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月2日水曜日

22年10月 太陽に巨大な黒点出現 磁気嵐懸念

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




国立研究開発法人 情報通信研究機構 電磁波

研究所 宇宙環境研究室は、地球周辺の宇宙

環境の変動によって影響を受ける可能性の

ある通信・放送インフラや宇宙システム等の

運用や利用などに役立てる目的で、宇宙天気

予報を出している。

日々の太陽フレアの状況や地磁気攪乱の状態

などの観測結果をを公表している。

2022年10月、太陽フレアの活動はレベル4の

うち2のやや活発の状態にあり、これに伴い

地磁気攪乱状況も、レベル5段階のうち2の

やや活発の状態にある。

8月20日には、観測できないほど小さかった

太陽黒点が、2日後には面積が10倍以上に

拡大した上、黒点の数も2つに増えた。

しかも、黒点の1つは急速に拡大し、中央の

暗部の大きさは地球に匹敵するほどという。

米国の専門家は、大規模な磁気嵐が迫って

いる可能性があると警告している。

太陽の黒点は、表面で周囲に比べて温度の

低い部分は暗く見えるため[黒点]と呼ばれるが、

比較的低温とはいえ黒点の平均温度は3,700℃、

周囲では5,500℃に達することもあるとされる。

今回の黒点には、AR3085という名前が付け

られたが、アルファベット2文字は黒点の

[活動領域]を示すものであり、4桁の数字で

識別を行う。

磁気嵐が、地球を襲うと世界各国の通信放送網を

中心に、社会インフラに大きな影響を及ぼす。

1989年3月13日に発生した磁気嵐は地球に

非常に大きな影響を及ぼし、カナダでは電力

公社の電力網を破壊し、深刻な被害を与え、米

国の気象衛星の通信が止まるなど、各国で

インフラが混乱した。

備 えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





2022年11月1日火曜日

第8波に専門家は危機感 7波より感染者増も

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
オオカラカサダケ



8月の第7波のピークから減少が続いていた

新型コロナウィルス新規感染者数も、10月

中旬には底を打ち、20日に全国44都道府県で

前の1週間当たりの新規感染者数が増加に

転じたことが明らかにされた。

中旬以降の新規感染者数は3~4万人で、推移

しているが、20日には一時的であるにせよ

5万人を超え、重症者数は110人台が続く。

ウィズコロナも本格化し、Go to eat や

Go to travel の文字も踊り、人々の関心は

既にコロナ後に移っている。

年末年始の人の移動や会合が多くなる時期を

控えて、不安は第8波が来るのか?に。

10月12日には、厚生労働省の専門家会合が

開かれ、第8波についての議論が行なはれた。

専門家の指摘では、海外では感染者数や

入院者数がこれまでの感染の波と同じ程度か、

さらに大きくなってきていると指摘。

日また、本でも間違いなく感染が起こるの

ではないか、強い行動制限がなかなかし難い

状況で、医療ひっ迫が起きたときに、どう

いった対策ができるのか、いまから考える

べきだという議論もあったとする。

更に、医療の専門家からは新型コロナ単独で

第7波を大きく上回るような感染拡大が起きる

可能性があるという危機感が示された。

ヨーロッパではワクチン接種率が高く、自然

感染した人の割合も日本よりはるかに多いのに、

コロナの感染が拡大している。

社会経済活動が活発化していることなどを

考えると、多くの専門家は日本でもこの冬、

かなり大きなコロナの感染拡大が起きる

おそれがあるという認識を共有している。

これに、インフルエンザの流行が重なれば

医療体制にさらに深刻な負荷がかかる恐れが

あると危機感を示している。

備 えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?