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2022年11月30日水曜日

鳥島近海の小さな地震で大きな津波の謎解明

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
コ ス モ ス 畑



2015年5月3日、伊豆諸島の鳥島近海を震源と

するM5・9の地震が発生した。

この地震で、八丈島で最大60cmの津波を観測。

通常、M5~6クラスの地震では観測できる

ほどの津波は起きないから謎の津波だった。

鳥島近海では、1984年から10年に1回程度、

地震規模に比べてはるかに規模が大きな津波が

繰り返されてきており、予測が困難な謎の

津波とされてきた。

気象庁は、2007年からこの地域では、津波

注意報を他の地域よりも小さいMで出す対応を

していたが、2015年のこの地震以降さらに

注意報を出す基準を引き下げた。

東京大地震研究所などの研究チームは、2015

年の地震の際の各地の地震波や津波のデータを

元に、どんな地震であればこうした津波を引き

起こすのかを再現し、原因を究明してきた。

その結果、鳥島から北に100Kmほど離れた

[須美寿(スミス)カルデラ]という海底火山で、

火山特有の現象が津波の原因だと突き止めた。

床や天井などに使われるはね上げ戸を意味する

トラップドア(trapdoor)と呼ばれる現象が

発生していることが判った。

須美寿カルデラでは、継続的にマグマが地下

から入り込んで、上向きの力が働いている。

普段は、マグマだまりの上の岩盤がまわりの

蓋になっている岩石と固着していて[ロック]

された状態となっているが、地震が発生して

岩盤のまわりが割れると、ロックが外れる。

すると、蓋の岩盤が一気に持ち上がって海水を

押し上げ、津波を引き起こしていた。

トラップドア断層破壊はこれまで、南米の

ガラパゴス諸島の地上火山のシエラネグラ

火山でも確認されてきたが、海底火山でも

この現象が起きて、津波を発生させていた。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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