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2007年12月31日月曜日

のんびり旅の落とし穴



流砂浄土辺  平山郁夫  油絵 10号



今、運送やバス・タクシーの会社の経営が大変です。
燃料代の値上がりが異常なだけに、定期便などでは
間引き運行も出来ず、空気の運送に燃料を空費する
時などは、経営者の気持ちとしては、やりきれなさを
感じることでしょう。

過疎地や、少し、市街地から郊外へ出ると、もうバスは
ガラガラで、軽自動車に変えて走れば良いのにと
思うほどの状態が当たり前になっています。

移動の手段が自家用車に変わってから、公共関係の
輸送機関は、地域単位では採算が取れなくなっています。
バスの運行も、ダイヤの改正は単なる時間の変更だけ
では止まりません。

トータルでの便数削減が当たり前になっています。
先日は、バスで絵画で見た山の温泉へ行きました。

県庁所在地の市域ですが、午後の便数が、2本在った
ものが、1本になっているのに気付かなかったために
温泉の受付で確認しなければ、帰れなかったかも
しれないことがありました。
幸い、一時間弱の時間があったので、取敢えずは
ハイキングの汗を流すことだけは出来ましたので
ラッキーでした。

半年前の期日入りの時刻表でも、油断がならにことを
身をもって感じた事件でした。
利用直前の時刻表での確認が、必ず必要です。  
JRの列車も同じです。

本線と名のついた幹線も、今は、すっかり、ローカル化
していて、一両だけで走っているところもあります。
乗り逃がすと、一時間以上待たねばならないのは、
当たり前になっていて、昔のイメージで、乗り物を
利用する旅は、思はぬトラブルになってしまいます。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋はありますか?

2007年12月30日日曜日

♪♪ もういくつねると、お正月 ♪ ♪ ♪





ケーキ屋さんの店頭から、クリスマスケーキの
案内のポスターとサンタクロースの絵画が消えると、
商店街の商品も正月の準備の商品に変わり、
BGも、お正月用に変わりました。

「もういくつ寝ると、お正月、お正月には~」と、
おなじみの童謡が流されています。

お母さんに手を引かれた女の子が歌いながら
歩いていました。
子供が、「おいばね」てなに? と母親に
聞いていましたので、私も、「はて?」と思いました。

「おいばねついて、遊びましょ」の、「おいばね」
とは、羽子板で打つ「羽根」の種類かな、とも思い
ながら帰って、家内と調べてみると、「鳥の羽を
取り付けた羽根」を「追羽根」と呼んで、商品として
扱っているのが、判りましたが、そうすると、歌詞の
意味は、「羽根をついて遊びましょう」ということです。

一方、「追羽根」とは、複数の人が、羽子板で羽根
つきをして遊ぶこと、「羽根つき」の遊びを追羽根と
呼ぶのが、もともとの意味だと言うことも判りました。

女子のバドミントンのコンビが、北京オリンピックでも
活躍しそうだということもあり、バドミントンの人気は
上がっているようですが、方や、日本の伝統的な
お正月の風物詩の「羽根つき」は、何処へ行って
しまったのでしょうか?

「羽根つき」はおすすめですが、気をつけて欲しいのは
「玉突き」衝突。
年末に事故を起こさぬように、気をつけて運転しましょう。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし!」です。
非常持出袋の点検は?

2007年12月29日土曜日

歳末の防犯・防火対策




楼蘭の月  平山郁夫  油絵 10号




骨董品屋さんの店先に、正月用の品物が
並べられて いました。
時代物の「お重」や、お屠蘇のセットが、正月の飾り
ものの中に混じっています。

壁には、博物館のポスターと美術館の絵画展が
紹介されたポスターも貼られていて、狭いながらも
ショウウィンドウの中の雰囲気はお正月です。

店内には、子年に因んだ置物やネズミを描いた鉢や
皿などもあり、さすがに老舗の骨董品屋さんは、所蔵
している商品の内容の厚さが違うな、感心しながら
眺めながら楽しんできました。

博物館には、当然のことながら、重要文化財や国宝が
多く収蔵されて、防犯対策や、防火対策は完全なのですが
古いお寺の塔頭でも、案内を見ると、重文や国宝の
仏像などがあります。


そのために、年末には、特に防火対策に力を入れて
恒例の消防訓練や点検が行われています。
最近も見かけたのです、お寺の多い地域の自衛消防団の
構成主力はお坊さんです。

お経を聞いて皆が老僧のように勘違いしてしまいがち
ですが、想像以上に、修行中の若い僧や壮年の僧も多く、
動きの手際よさは、消防団員も一目置かねばならぬほど
の気迫と真剣さが見られます。

やはり、自分等で守るのだという意識の強さなのでしょう。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋の準備は?


2007年12月28日金曜日

神社も迎春の準備



幸福を呼ぶ花  赤いアステイルベ  油絵  10号



神社の大注連縄の取り付けが始まりました。
大絵馬の方は、一足早く、中頃に準備されて
いましたが、しめ縄の方は、重さが4トンもある
とかで、クレーンを動員しての大作業です。

注連縄が張り替えられて、門松が立てられると、
もうお正月気分になります。
この頃の、暖かい天気の日があると、写真や
絵画のフアンにとっては絶対のねらい目に
なるのですが、残念ながら、今年の年末の
天気予報は、雨模様で良いチャンスに巡る会えるか、
気をもんでいる人も少なくないでしょう。


神社の迎春の準備が進められているのと同様に
テレビもお正月の準備です。
NHKの大河ドラマの風林火山が終わって、いま、
来年の新しい大河ドラマの予告編や、PRが、
画面で目に付くようになりました。


街を歩いていて、本屋の店先をみて驚きました。
なんと、来年のドラマの「篤姫」の紹介本が
ずらりと店頭に並んでいました。
全部で6種類。

値段は、殆ど同じの1000円弱に設定されています。
原作者の本は単行本で、上下2巻なっているようで
少し高めになっています。

系譜やバックグラウンドの紹介などは勿論のこと、
放映内容や筋書きの説明などと、書かれているのも
あり、一年間のガイドブックと言うわけです。
これさえあれば、見落としたところがあっても大丈夫、
ストーリーが理解できなかっても安心ということですね。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋は大丈夫?




2007年12月27日木曜日

歳末です 防犯対策は?





花のある花瓶  油絵 : 10号



街には、あちらこちらで正月用品が並ぶようになりました。
料理に時間かかる「棒だら」や保存のきく「数の子」
などは、12月の中頃から、店頭に並んでいましたが、
週が変わると一気に、食材も正月用がメインになって
きているようです。

ショウウィンドウの絵画も、既に正月用に架け替え
られている所もあります。
今年は28日が仕事納めの会社が多いようですから
準備も早まっているのでしょう。             
年末ぎりぎりまで、最後の追い込みだと言って、
バタバタすることも少なくなって来たようです。


年末になってきて金融機関の店の中は、お客さんで
埋まっています。
今年は28日が最終日になるのでしょうか?
週明けの4日間は、混雑が続きです。

既に、店頭や店の外には、ガードマンや行員が警戒
態勢で、お客の案内や整理に配置されています。
ジングルベルの狂想曲が終わると、今度は、スーパー
や百貨店、そして銀行、郵便局と、何処とも、防犯対策
に神経を使う日が続きます。

スリや途中ねらいなどの被害にあわないように、
充分注意が必要です。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋は準備していますか。



2007年12月26日水曜日

クリスマスケーキのこと



カンバスと静物  ピカソ  油絵 10号



戦後の一時期には、クリスマスには、クラブや
バーでは必ず常連客にはクリスマスケーキを、
お土産に出すことが一般化しているときがありました。

飲み屋をハシゴして、絵画の世界から出てきた
ピエロのような、星の付いたとんがり帽子を被り、
ジングルベルを歌い繁華街をふらつきながら歩く
酔客の姿が、当時のクリスマス時期の「風物詩」でした。

サラリーマンにとっても、一般的でなかった、
クリスマスケーキを手にすることが、非常
大きな願いでもあった時代です。

そして、その手には、決まって、家族への
お土産用にとクリスマスケーキが1~2個、
多い人は3つほども抱えて帰る姿を
見かけたものです。

あらかじめ配られていた引換券を、
上役からもらって替わりに受け取りに来ました
と言って、もらって帰るのも、うれしいものでした。

しかし、子供の口に入るのは、翌日のことでした。
家庭で父親が座っているクリスマスパーテイなどは
ない時代でした。

今では、街の中のケーキ屋さんは当然の
ことながらスーパーから、パン屋さんまで、
時には、テント張りで露天で店の看板を掲げて
販売合戦が行われています。

一年で一度しか口にすることが出来なかった
時代の人にとって、当時を思い出してお土産にと、
孫に買って帰っても、今では、ありがたみは
半分かもしれません。
物余りの時代はいつまでも続くもの
ではありません。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋は準備していますか。



2007年12月25日火曜日

百貨店のメリークリスマス 




満車の駐車所に入るのに30分以上も待って、
やっと入った百貨店の店内は、クリスマスツリー
などのデコレーションが施されて、絵画の世界の
ような非常に華やかな雰囲気の中に、
ジングルベルやホワイトクリスマスなど、
おなじみのクリスマスソングがお客を
迎えてくれます。

丁度、子供達も二学期も終わって、
休み入りに重なったこの連休は、
格好の買い物のチャンスとなりました。

今年一番のお客の入りではないかと
さえ思われます。
子供達のおもちゃや、お正月用の
衣類だけでなく、クリスマスに合わせて、
家庭で家族パーテイを楽しむことが
一般化して来ている最近の傾向を
反映して、食品売り場では、家族セットと
銘打った、ご馳走が人気を集めていて、
何種類ものセット品が並んでいました。

お寿司や鳥のから揚げを主とした
4~5人用のセットが売れ筋のようです。
持ち帰りのパーテイ用のご馳走の
セット類には、様々な食材が混合して
いるため、産地や品種の偽装事件が
相次いだ後だけに、食品の安全
意識した表示や賞味期限などには
随分と用心をし、気を遣っている様子でした。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。

2007年12月24日月曜日

ジングルベルの歌が流れて



モネ ひまわり  油絵 10号


クリスマスが間近かとあって待ちの中は、クリスマス
ソング一色(一曲)の世界に。
とりわけ、追い立てられる曲なのが、ジングルベル。

子供の頃は、クリスマスプレゼントだ、お年玉だ、とかの
楽しみに浮かれる気持ちにピッタリの感じでした。
楽しい曲の代表格でしたが、貰い手から、出し手側の
年齢になると、気せわしさを助長するばかりの曲で、
最も聴きたくない曲の一つになってしまいました。

もともとこの曲は、牧師さんが自分の教会で歌うために
作詞した感謝祭用の歌だったそうです。
一頭立ての橇(ソリ)の詩で、ソリ競争の情景を
歌ったものだったようですが、人気が出て、クリスマスにも
歌われるようになり、題もジングルベルと変えれたそうです。

歌詞の中には、クリスマスのことは出てこないクリスマスの
歌ということになるようです。
原文でみれば、雪の中を蹴立てて走るソリを詠った
ものでありことがわかります。
決して、サンタクロースがソリに乗って勇ましく走ってくる
歌ではありません。

教会もクリスマスのために飾りつけられ、モミの木に
イルミネーションが灯されて絵画の世界を演出しています
出てくる子供達は、それぞれにプレゼントの袋を抱えて
うれしそうでした。

クリスマスが終われば、お正月のための準備一色の
街に様相を変えます。
今年も、あと残りは僅か。
事故のないように、「備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋はありますか?


2007年12月23日日曜日

初冬のしぐれ



ゆりのある静物  ゴッホ : 10号



神戸の街を彩るルミナリエも終り、歳末の雰囲気に
替わってきています。
今年は400万人が訪れたようです。

阪神淡路大震災の鎮魂の意味を込めて始められた
この催しも、年が経つにつれて、開催の継続か、中止か
と意見が割れるようになってきているそうです。

光で描く絵画の世界の美しさは、何度見ても感嘆  
しますが、いつでも見られるとなると、訪れる人の足も
少なくなるのでしょうね。

市立美術館の、インカ・マヤ・アステカ展も好評で
見学者で毎日溢れているようです。
これが終わると、一気に歳末です。

雨が降っていたり、、風のあるときは控えますが、
夕方に用事をかねて、散歩に出ることがあります。
一時間ぐらいは大丈夫だろうと思って出かけても、
初冬の天候は当てになりません。

山裾の神社のあたりは、特に、雲の流れの影響からか
雨が降りやすく、2kmほどしか離れていなくても、
空模様が違います。

アメダスは、現在日本国中で、1,300ヶ所ほど設置
されていて、20kmの範囲内に一ヶ所程度らしです。
この神社の近くが、アメダスの観測点になっていたら、
この地域の降水量は、大分変わるだろうな、などと
思ったりしています。

雲があれば、携帯の傘をポケットに入れるようにして
雨に備えています。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋は準備していますか。




2007年12月22日土曜日

氷雨の降る冬至



読書する少女 (フラゴナール 油絵 : 10号)





師走に入って寒い時の雨上がりは、一段と冷たさを感じます。
朝の寒さがそのまま残ったような冷たさです。

雨上がりだけに、元気良く、早足で歩くとか、走るとかも
出来ずに、ただ、静かに、そーとしているだけ、という
一日になってしまいます。

散っている枯葉も、地面にへばりついて、とても詩情
のある癒しの世界ではありません。
このような日は、絵画でも見に美術館へ行くか、映画を
見に行くのが、適しているようです。

この頃になると気になるのが、ゴミの回収日のことです。
お正月だからと言って、昔ほどは大層な準備はしなくなり
ましたが、それでも、普段以上にダンボールなどの
かさの張るものが多く出て、ゴミ類の置き場に苦労する
家庭も少なくないでしょう。

31日に回収日が当る年は気が楽なのですが、29日が
最終日なると、ゴミの出し方にも家族ぐるみで相談して
取り組まねばならないことになります。
ゴミをスムースに処理をしてもらえることのありがたさを
感じるのは、年の暮れですね。

備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋は準備していますか。


2007年12月21日金曜日

氷雨の降る日


白樺林 (油絵 : 10号)



寒い時の雨上がりは、一段と冷たさを感じます。
朝の寒さがそのまま残ったような冷たさです。
雨上がりだけに、元気良く、早足で歩くとか、走るとかも
出来ずに、ただ、静かに、そーとしているだけ、という
一日になってしまいます。

散っている枯葉も、地面にへばりついて、とても詩情
のある癒しの世界ではありません。
このような日は、絵画でも見に美術館へ行くか、映画を
見に行くのが、適しているようです。

とはいっても、それは街中の人のことであって、人気の
少ない田舎町や、バスもまともに、通ってこないところでは
そのような願いはかなえられません。

雨の日は、軒先から落ちてくる雫を眺めながら、雫にも
表情があるのだなとか、あわてん坊のも居れば、
のんびり屋もいるのだななどと思いながら時間を
過ごすしかないようです。

晴れの日は、周り全てが自分の世界であり、癒しの場で
あって、気ままに畑を耕し、草取りをして、気が向けば
林を歩くことが出来ます。

晴耕雨読といいますが、雨だからと言って、本やテレビだけで
一日を過ごすのは、苦行でもあります。
怪我や病気で外へ出られぬ日が続くことを考えて
家の中ででも、思うままに時間を楽しめる道楽を
身に付けて、イザという時に備えなければ、と思う
今日この頃です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
非常持出袋は?

2007年12月20日木曜日

雑踏の街中で





紅い花と花瓶 (油絵 : 10号)




12月に入ると、意識をしていなくても、商店街やショッピング
センターなどに入ると、クリスマスの歌が流されるように
なり、あわただしさを感じさせられます。  

もう少し、のんびりと、晩秋の雰囲気を味わいたいとか
初冬の孤独感に浸りたいなどと、ロマンテイックな気持ち
などは美術館の絵画のある世界のことで、街の中では
道行く人は皆、ハメルンの笛吹きに踊らされるように、
人が集まり、動き回ることになります。

周囲の雰囲気にまけず、また、自分の心の何処からか
湧き出てくる焦りの気持ちを抑えることが大切ですね。
抑えること、辛抱することなのでしょうか。

子供が、商店街の真ん中でひっくり返って怒って、
駄々をこねているのに出くわしました。

子供には、我慢や辛抱は無縁なものなのですね。
お母さんは、何とか機嫌をとろうとしているのですが
聞こうともしません。
通りがかりの人も、ときおり、どうしたの?などと、
なだめようとするのですが、効き目なし。

男にとっては、手の出しようが無い舞台です。
どうやら、何か欲しい物があって、買ってもらえなかった
ようです。

思いだしたのは、自分の娘も、この子に負けないくらいの
駄々をしょっちゅうこねていたことです。
きっと、お母さんにもそのような時代もあっただろうなと
思いながら通り過ぎましたが。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋準備していますか。


2007年12月19日水曜日

街は歳末の雰囲気に



パリの街角の賑わい (油絵 : 10号)



クリスマスのシーズンになると、ケーキ屋さんは、
大忙し となります。
クリスマスケーキ作りに追われて、徹夜にもなります。

ローソクの灯ったケーキを囲んで、家族が楽しそうに
頬を寄せ合っている情景は、絵画としても、最も人気の
あるテーマ、題材でしょう。

同じケーキでも、家族や友達などへの誕生日のお祝い
などで、デコレーションケーキを求めてケーキ屋さんの
ショーケースをのぞいても、置いていないところが
ほとんどです。

あらかじめ、予約をするか、大きなケーキ屋さんで
デコレーションケーキが常に準備されていると、口コミ
情報で名前が知られている所へ、出向くしかないのです。

師走の声を聞くとさすがに、店先に並ぶものも変わってきて
早めに、子供会などのパーテイもあるので、ケーキ類も
デコレーションタイプが増えてきます。

当然ながら、カレンダーや日記帳、迎春用のお重などが
目に付き出してきます。
人々の動きもあわただしさを増してきているように思えます。
交通安全に加えて、歳末特別取り締まりのたて看板も
派出所の前に立てられました。

テレビも、今年の流行語や人気ベストテン、そして
紅白の出場者紹介と、こちらも「歳末ショウ戦」。

年賀状のデザインをどのようにしようかと、
悩むのも この時期ですね。
Qを書いて、耳のMを書き足して終りにしようかなどと
考えてもいますが、単純だけに、雰囲気は出しにくそうです。
落着かずに、そわそわしているうちに、
日は迫って きます。
まだ、時間があると開き直って、散歩に出ました。

備えよ常に!備えあれば憂いなし」ですがね。。。
非常持出袋は準備していますか。




2007年12月18日火曜日

クリスマスのムードに


水牛の音楽隊 (油絵 : 10号)


12月に入ると、途端に町の中の雰囲気が変わる。
飾り付けが大きく変化して、クリスマスの雰囲気を
盛り上げにかかり、BGもクリスマスソング一辺倒に。

お坊さんが走り回るのではなくて、サンタクロースが
町中を爆走しているような雰囲気です。
とても、墨染めの衣を着けたお坊さんが、下駄を鳴らして
枯葉の舞う石段を登ってくる絵画の世界ではない。

一頃のような、クリスマスケーキの注文取りのチラシは
目に付かなくなったものの、色々な商品が、クリスマス
セールの対象になって、チラシが溢れている。

日本人のクリスチャンの人口比率は、1%前後と
言われていますが、この時期ばかりは、日本人は
総クリスチャンになったような雰囲気になってしまう。

街の中がにぎやかになるこの時期には、買い物帰りの
親子づれや、女性達の姿が減る夕暮れからは、夜の
世界へと様子を変えます。

ひと頃よりは、酔っ払いの数は減ったように思いますが、
それでも、特に多くなるのが、忘年会シーズンの今の
時期でしょう。

酔っ払いの世話をするのは、厭なものですが、中には
上手に機嫌をとったり、なだめたりしている人もいますが、
連れて帰るにも苦労をするクセの悪い性格やクセを持った
酔っ払いです。

道端へ転がしておけと、思いたくもなるでしょうが、
単独ならともかく、同僚や、友人であれば、仕事以上に
疲れるお付き合いとなります。
こういう人には、対策や備えを考えておくべきですね。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋は準備していますか。


2007年12月17日月曜日

里山のある村





毎年何度か訪れる、棚田のある風景で、いつも
額縁に入った油絵を見ている気持ちで眺めて楽しんで
いる場所があります。

一年中、行くたびにに、周辺の木々や田んぼの姿が
変わりますので、奥の山裾の集落の姿は変わらなくても
一枚の絵としてみていると、季節ごとに違った表情を
見せてくれて、非常に楽しい場所です。

先日も、散り始めた赤いヤマモミジを右端に取り込んで
写真を撮っていると、「ここは実に良いポイントですね。
私は、ここから見る世界が好きです」と声をかけてくる
人に出会いました。
自然は、全ての人に、公平に美を提供してくれていることを、
改めて思い、感謝をしました。


その場所から少し先には、土地の神社があります。
少し小高いところなので、眺めもよい場所です。

行くたびに気になるのが、拝殿の前には、イザという時
備えた、消火器や放水の消火装置です。
こればかりは、物陰や小屋の中に目隠しをして
おいて置くものではないということなのでしょう。

赤い消火器が、柱にぶら下げられているのは、
どこででも良く眼にします。
写真を撮ろうとするときには、目に付いて雰囲気を
壊してしまうのも仕方がないでしょう。
歳末は、火災予防が重点課題です。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」が
優先ですね。
非常持出袋はありますか。

2007年12月16日日曜日

秋の日暮れは、「つるべ落とし」です


ひまわりと富士山 {油絵 : 10号)


関東地方から西の日本の夜明けは、12月に入って
6時半過ぎになります。
曇った日などは、7時になってもまだ、夜が明けきらない
感じがします。
朝が遅いから夜が早いという訳ではないですが、
日暮れも随分と早くなりました。

よく油絵の題材になるお寺が近くにあるので、急に
思い立って3時過ぎに家を出たのですが、途中で
西日が山並みに掛かりかけているのに気付きました。

まだ後、15分ほどは掛かりそうなので諦めて引き返し
少し寄り道をしたのですが、4時半過ぎになって、外へ
出ると、既に日暮れ時刻です。

そこからの30分。 いはば、無灯火での帰宅です。
自転車での無灯火走行は、道路交通法では、厳しい
罰則が科せられる危険走行です。

お巡りさんに見つからないようにと願うのは、当然の
ことでしたが、それよりも、「つるべ落とし」とは良く
言ったもので、急激な日暮れは、目が慣れないことや
丁度、下校時でもあり、また、夕方の人や車の動きが
激しい時でもあるために、非常に緊張する半時間でした。

これからの時期の夕暮れの自転車には、乗る方も、
車を運転する方も危険が多いことを身に感じた外出でした。
安全には充分な備えが必要です。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」。
非常持出袋はありますか?

2007年12月15日土曜日

森の山桜の木


山里の川 (油絵 : 10号)



毎月歩いている森の中で、何箇所かの季節ごとに
変わった姿を見せてくれる、お気に入りのポイント
があります。

冬の寒い時期でも、葉を落とした木の枝の形が、
道に影を映している時なども、自分なりに絵画
なるな、などと、思いながら楽しんでいるのですが、
そのような中の一箇所に、大きな山桜の木があります。

曲がった幹と太い枝の格好が存在感を際立た
せてくれていますが、花をつけている時や、花びらの
絨毯を道に敷いて歓迎してくれている時の方が
良いなとは思うこともありません。
むしろ、無骨な姿の立ち姿に親近感を覚えます。


花が咲いている時だけ、ちやほやし、鉢植えなど
では日が当らない、やれ水をやらないと枯れて
しまうとか言っては世話を焼き続けます。

しかし、それも花が終わるまでのことで、
ご苦労さんのお礼の肥料も与えず、挙句は、
水さえやり忘れて枯らしてしまう私に対しては、
鉢は最ももらわれて行きたくなかった先に
なることでしょう。

それだけに、私には、今は葉を落としていますが、
森の木のほうが相応な相手になることになります。

いま、桜の木は枝先に葉を僅かばかり残して
いるものもありますが、よく見ると、すでに、春に
備えて花芽を準備しているのがよくわかります。
森の木々は、冬に向かって、「備えよ常に!」です。


2007年12月14日金曜日

凱旋門のある通り



凱旋門のある通り (油絵 : 10号)





パリか、どこかの並木道の絵画に出てくるような、美しく
黄金色に染まった銀杏並木が近くにあります。
時々出かける町も、町の木にしているのか、イチョウが
美しい並木を作っています。

通り抜けるだけの我々にとっては、綺麗だね、美しいね、
で終わってしまうものの、通りに面した家では綺麗を
通り越して、これほどの迷惑は無いと、言いたいだろうと
つくづく思います。

イチョウは、油分が多くて滑りやすく、非常に危険です。
地域の人も、清掃課の人も、落ち葉の季節は、掃いても
掃いても落ちてくる葉っぱとのイタチゴッコが続きます。
掃除をせねばならない人のことを、考えずもせずに
車で通る人にとっては、こうした並木道は時折、別世界の
場面を提供してくれます。

夕暮れの時や、夕日が当っている時の情景は、最高です。
金色のトンネルを走っている気分にしてくれます。
イチョウは夕日の方が良く似合うようです。

朝の早い時間で、朝日の頃は、露が降りていて、
いつものつもりで公園の芝生の中を歩くと、ズボンの
裾までぐっしょりと濡らしてしまう時がありますが、
これが実に気持ちが悪いものです。

このような時間帯では、石段に落ちている落ち葉に、
注意をしないと濡れた落ち葉を踏んで、滑って
しまうことがあります。

私の経験では、特に注意が必要なのは、黒くて、
表面がつるっとした感じの頁岩(ケツガン)やサヌカイト
系の石が使われている石段が怖いです。

一度、滑って腰を打った経験がありますので、特に
このような石段を降りるときは、慎重にしています。


備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋は準備していますか。









2007年12月13日木曜日

山村のハイキング





残雪の富士山 (油絵 :10号)



家庭サービスで、どこへ行こうか、何をしようかと
迷って困っている時に、お勧めなのが、駅へ行くことです。

宿泊が必要な観光地の案内のパンフレットから、日帰りの
観光地の見所をPRしている写真や絵画のポスターなどが
数多く準備されています。

しかし、それよりも、JRや電鉄沿線の手軽なハイキング
コースの案内のパンフレットです。
かんたんな地図や景色の良いポイント、休憩所や施設
それぞれの間の距離や所要時間などが丁寧に記されて
います。

その中から、幾つかの手ごろなものを、集めておくと
非常に役に立つハイキングガイドになります。
そのような中から、手ごろなのを選んで、家族ハイキング
も楽しいものです。

めったに人が来ないような、山間の集落を歩くと、
昔の日本の生活を思い出させるものに出会って、
懐かしく思うことも少なくありません。
子供さんには、最高の課外授業の場になります。

特に目に付くのが、火災や非常時に備えた半鐘のある櫓、
軒先の防火バケツや時には、龍吐水にお目にかかれる
ラッキーなこともあります。

防火用の用水が、狭い山道沿いに斜面など削ったりして
造られていたりします。

水の不便な山の集落にとっては、何よりも怖いのが火事です。
一旦、火が出ると山の集落では、谷から風が吹き
上がってきて火が一気に燃え広がります。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です



2007年12月12日水曜日

落ち葉のある道



エッフェル塔のある通り (油絵 : 10号)



木々の葉っぱがすっかり落ちてしまった初冬の山を
歩く楽しみの一つは、風が吹き集めた色とりどりの
落ち葉が、絵画の場面のように、所々で10cm以上も 
積み重なっている場所に出会うことです。

山中のV字型になった切通しで、30cm以上にも
積もっている場所にも、時折出くわしますが、こんな
場合は、童心に帰って落ち葉を蹴り上げながら歩く
感触が楽しくて忘れられません。

雨上がりなどは、そうも行きませんが、乾燥した落ち葉
のさらさらとして感触と、何とも言えない落ち葉の香りが
非常に魅力的です。
しかし、石畳やコンクリートの上の落ち葉は、滑りやすく
杖などの備えが必要です。 

落ち葉は、時と場所によっては、危険物になります。
備えよ常に!です。

落ち葉の降り積もる林の小道を歩くのも、この季節の
楽しみですが、ガソリン代が高くなったことでもあり、
特にお勧めなのが、たまには、バスに乗ってのんびりと
黄葉の残る林を眺めて移動することです。

片道で、2~3時間の距離でも、バスが走っている
郊外への路線も在ります。
ぼんやりと景色を見ているだけでも癒されますし、
仕事の構想を練るには、ピッタリです。

バスの後ろに乗って、過ぎてゆく景色を眺めるのも
楽しいものです。
今までに無い、新しい感覚や、考えが浮かんでくる
きっかけにもなるでしょう。

少し、見方や見る方向を変えるだけで、景色は全く
違う世界を演出してくれます。
バスの小旅行の楽しさですね。

2007年12月11日火曜日

もうすぐ、クリスマス???





子供達の四重奏 (油絵 : 10号)


12月に入ると、意識をしていなくても、商店街やショッピング
センターなどに入ると、クリスマスの歌が流されるように
なり、あわただしさを感じさせられます。

もう少し、のんびりと、晩秋の雰囲気を味わいたいとか
美術館で絵画の世界に浸りたいなどの、ロマンテイックな
気持ちなどは一気に吹き飛ばされて、ハメルンの笛吹きに
踊らされるように、人が集まり、動き回ることになります。

周囲の雰囲気にまけず、また、自分の心の何処からか
湧き出てくる焦りの気持ちを抑えることが大切ですね。
抑えること、辛抱することなのでしょうか。

時折、テレビで取り上げられたり、事故の要因として
取り上げられるのに「開かずの踏み切り」があります。
ラッシュ時には、一時間に10分ほどしか渡れない
踏み切りで事故が発生し、対応策として横断歩道橋を
新設した話などがありました。

住んでいる近くにも。「開かずの踏切」があります。
歩行者用に駅舎の跨線橋が利用できる構造になって
いれば良いのですが、両端とも改札口になっている
ために反対側に渡れません。

このため、ラッシュ時には、一時間の内40分ぐらいは
閉まっているので、毎日、人と車で大渋滞です。
ただ、ひたすらに、辛抱して耐えるしか仕方がないのです。
地域では、長年の課題です。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋準備していますか。


2007年12月10日月曜日

黄金の絨毯



パリの街角 (油絵 : 10号)



パリか、どこかの並木道の絵画に出てくるような、美しく
黄金色に染まった銀杏並木が近くにあります。
時々出かける町も、町の木にしているのか、イチョウが
美しい並木を作っています。

通り抜けるだけの我々にとっては、綺麗だね、美しいね、
で終わってしまうものの、通りに面した家では綺麗を
通り越して、これほどの迷惑は無いと、言いたいだろうと
つくづく思います。

イチョウは、油分が多くて滑りやすく、非常に危険です。
地域の人も、清掃課の人も、落ち葉の季節は、掃いても
掃いても落ちてくる葉っぱとのイタチゴッコが続きます。

掃除をせねばならない人のことを、考えずもせずに
車で通る人にとっては、こうした並木道は時折、別世界の
場面を提供してくれます。

夕暮れの時や、夕日が当っている時の情景は、最高です。
金色のトンネルを走っている気分にしてくれます。



でも、この頃の日暮れ時は、のんびりと車を運転して
いると危険です。
今までになかった交通安全のキャンペーンに気がつきました。
走行する車に、「早めに点灯」を促す注意です。

特に、秋の日暮れは、急に暗くなります。
自分では、対向車や通行人などは良く見えている
ことに違いないのですが、自転車に乗っている人や
歩行者には、日暮れ時に無灯火で接近する自動車は
非常に見辛いものです。

接近してくるスピードが判断し難いのです。
薄暗くなってきたら、点灯することを呼びかけている
キャンペーンは運転者にとっては、安全運転の備えの
的を得たものだとおもいました。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋はありますか?





2007年12月9日日曜日

落ち葉の絨毯



満月とフクロウ (油絵 : 10号)



落ち葉が盛んなこのシーズンとなると、木々の多い
神社やお寺、とりわけ人通りのある並木沿いの地域では
毎日の落ち葉掃除が大変な作業になります。

大きな寺社で、講の人などがあれば、奉仕の人たちが出て
落ち葉の掃き集めをしている場面を見ますが、人手の無い
所や、規模の大きい広い寺社などでは、文明の利器の排風器
が出番になっているところも少なくありません。

特に階段の掃除には、排風器は重宝なようです。
箒で掃除をする巫女や禰宜さんの上から、紅葉した葉が
舞い落ちてくる情景は、絵画の世界でしょうか、日課とはいえ
掃いても掃いても、際限なく落ちてくる落ち葉に対しては、
諦めで対応するしかないようです。


落ち葉が綺麗に掃き取られている道では、通行人には
安全な通りですが、人手の入らない場所では、安心して
通ることが出来ません。

先日、落ち葉の積もった土手の並木道を自転車で
走っていて前に水溜りがあって、急ブレーキを掛けました。
途端に見事にスリップして、横転寸前、タイミングが
悪ければ、水溜りで泥だらけになっていたかも判らない
ことでした。

落ち葉で隠れている所は、滑る危険があるだけでなく、
下に何が隠されているか判らないので、落ち葉が積もっている
草むらや木の下では充分な注意が必要です。

落ち葉の絨毯は、初冬の風物詩ですが、絨毯の下に潜む
危険には、「備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋の準備は出来ていますか?




2007年12月8日土曜日

バス旅行で新しい世界



白樺林の川 (油絵 : 10号)



乗用車での移動や旅行に慣れてしまっていますが
たまに、バスに乗ってゆったりと景色を見ると、
全く違う場所を走っているような錯覚に襲われる
ことが あります。

目線の高さの違いからか、景色が走っているようにしか
思えない乗用車と、高い位置から見下ろす景色とでは
これほども違うのかと思うほどです。

通りなれた町の中でも、パリやニューヨークの下町を
描いた絵画と違わないようなスポットを見つけて、
こんなに良い場所があったのだと持っていたイメージが
変わってしまったこともあります。

とりわけ、高速や自動車専用の道幅の広々としたところから
地方道の狭い道を、村の中や林の中などを走っている時は
自分で運転をしていると左右の景色などを見る余裕はなく
反対に、飛び出しや障害物などで、神経を尖らして、事故に
備えた態勢を必要とします。

このような道こそ、バスで、少し高い目線で村の生活を、また
林や田畑の姿を眺めながら通り抜けることは、非常に気持ちが
和むリラックスした時間を楽しめます。

ハイスピードでのドライブも爽快感を味わう上では欠かせませんが
自然の中のゆったりとした雰囲気を味わうには、やはり、バスが
最適だと思っています。

しかし、バスの時刻表だけには、倍以上の神経を使はねば
なりませんが、これは仕方が無いことでしょう。
備えよ常に! 備えあれば、憂いなし」です。
非常持出袋は、ありますか。

2007年12月7日金曜日

開かずの踏切



白雪の峰と春の川 (油絵 : 10号)



ハイキングブームと言えば良いのか、どうかは判り
ませんが、電鉄会社や地方の自治体の観光担当の
部門では、地域の散策や名所の案内マップを作成
して、配布しているところが少なくありません。

この秋には、何処へ行こうか、と迷ったら、駅の案内
スタンドにあるハイキングのマップを集めに行くことに
しています。

中には、電鉄の主催のハイキングや名所旧跡の探訪、
美術展や絵画展の案内から、更には新酒のシーズンは
酒蔵訪問、試飲できますと、PRされているものまであり、
見ているだけでも、心が踊る時が少なくありません。


しかし、歓迎すべきことばかりではありません。
時折、テレビで取り上げられたり、事故の要因として
取り上げられるのに「開かずの踏み切り」があります。

ラッシュ時には、一時間に10分ほどしか渡れない
踏み切りで事故が発生し、対応策として横断歩道橋を
新設した話などがありました。

住んでいる近くにも。「開かずの踏切」があります。
歩行者用に駅舎の跨線橋が利用できる構造になって
いれば良いのですが、両端とも改札口になっている
ために反対側に渡れません。

このため、ラッシュ時には、一時間の内40分ぐらいは
閉まっているので、毎日、人と車で大渋滞です。
地域では、長年の課題です。

通学や買い物などで、こうした踏み切りを渡らざるを得ない
人たちにとっては、浪費を強いられる時間に対しての
心構えと段取りの備えが必要です。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」ですが。。
非常持出袋はありますか?

2007年12月6日木曜日

なつかしい落ち葉焚き




朝日に映える富士山 (油絵 : 10号)


公園や通りの並木道などでは、落ち葉の季節になると
掃き集めた落ち葉を、所々に、山に摘んでいるところを
良く見かけます。

この季節の風物詩とでもいえる光景です。
昔は、子供達も集まってきて、焚き火をして、焼き芋を
楽しんだことを覚えている人も多いことと思います。

童謡にも歌われ、絵画にもなる情景ですが、今は
大気汚染の防止法や火災予防などの理由で、焚き火
すらままならない時代です。

焼き芋に対しての人気は、衰えるどころか、繁華街の
真ん中でも焼きも屋さんが、やってくる時代なのにと
昔との時代差を感じています。

年配の人には、焚き火に懐かしい想い出を持っている人も
多いことと思います。

朝、学校へ行く集合場所のお寺や神社の落ち葉焚きなどは
絵にも詩にもなる情景でした。
子供が集まってくるのに備えて、早朝から準備された焚き火には
寒い朝などは、お尻と顔や手を交互に暖めて、離れがたい
思いをしたものです。

でも、今は大阪などでは、ブルースカイの名の下で、書類などの
ゴミを含めて、焚き火は禁止です。
ダイオキシンを発生させるからと、煙を出すことを禁じられて
います。

年末の大掃除も焚き火無しです。
作り出されたダイオキシンの公害説に、落ち葉焚きは昔話に
なってしまいました。

火の扱いの実地訓練の場として、お年寄りから、いろいろと
教えられながら、焚き火の仕方も習ったものでした。
特に、火の怖さについては、厳しいものでした。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし、そのものでした。
非常持出袋は?

2007年12月5日水曜日

錦絵の山の景色



白雪の山 (油絵 : 10号)

木枯らし一番が吹いた後で、2、3日、小春日和が
続きました
待ち兼ねたように、山間の小さな温泉へ車で出かけ
ました。
周囲の山は、錦絵の様な素晴らしい様相を見せ初めて
きています。
2,3週間もすれば、田畑とその先の景色の、何処を
切っても絵画の名作になる様な、素晴らしい景色でした。

真っ青な空を見上げながら、露天風呂に浸かって
ボヤーとしていると時間が無限のように思えます。
時たま、枯葉が落ちてくるのと、湯口から流れてくる
お湯の音だけの静けさの、癒しのひと時でした。


山の中の温泉で、周囲の山や木々の紅葉を楽しんだ後、
脱衣場で気付いたのですが、脱場この上に、「災害時
使用」と朱書きした、プラステイックボックスの中に
スリッパが十足ばかり入れられていて、「避難時専用」
と書かれていました。

脱衣場では、入浴者は素足ですから、ガラスなどのが
散らばっていれば、避難するにも大変です。
当たり前といえば当たり前のことですが、要所要所に
こうした万が一に備えた気配りが、災害に対する
基本に成ると思います。

経営者の心配りに、何かホッとしたものを覚えた
山の湯の一日でした。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」。
非常持出袋はありますか?

2007年12月4日火曜日

黄金色の屏風の世界




山の黄葉 (油絵 : 10号)


秋、強い風に吹かれて落ち葉が木々の枝から
舞い上がる情景を良く目にしますが、やはり、時節柄
寒々として気持ちが先にたちます。

欅などの高木で軽い、小さな葉は、将に木の葉が舞う
という表現がぴったりですね。
バサバサっと音を立てながら、落ちてくる桐やホウノキ
の場合は、やはり散るというより、落ちてくる、という
表現になるのでしょう。

近隣の庭木からの訪問者には、閉口することもあり
ますが、これは、花を楽しませてもらった謝礼に、と
考えれば安いものです。

しかし、イチョウだけは厄介なのは、うっかり葉の上に
乗るとすべることがありますので、要注意の訪問者です。

御堂筋だけではなく、住宅地の街路樹として銀杏並木が
増えています。

両側が黄金色の屏風のようになっているところもあり、
油絵の中を走っているような気分になり、見事さ思わず
感嘆の声を上げたりすることもあります。

この頃になると、日暮れが急速に早まってきます。
町を走っていると、今までになかった交通安全
キャンペーンに気がつきました。
走行する車に、「早めに点灯」を促す注意です。

自分では、対向車や通行人などは良く見えている
ことに違いないのですが、自転車に乗っている人や
歩行者には、日暮れ時に無灯火で接近する自動車は
非常に見づらいものです。

接近してくるスピードのレベルの判断が、し難いのです。
薄暗くなってきたら、点灯することを呼びかけている
キャンペーンは運転者にとっては、安全運転の備えの
的を得たものだとおもいました。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋はありますか?


2007年12月3日月曜日

地震だったの?




黄葉のカラマツ林 (油絵 : 10号)


秋の紅葉の頃になると、観光ポスターに紅葉の案内が
駅などの掲示板を美しく飾っています。
紅葉の見ごろと共にモミジ見物のポイントを案内して
ものも多くなり、何処はいつ頃が見ごろだとかと
見る人は話し合っていることが多いです。

決まって紹介されるポスターの場面で、紅葉したモミジに
山門に続く階段が構図になっている絵画のような
場面がありますが、階段などが余り綺麗に掃除され
てしまっていると、何か味気なさを感じます。

やはり、落ち葉も主役の一人だと思うのですが。
そのような主役の中から、数枚拾ってきてテーブルに
広げて、のんびりと本を読んでいたら、突然、突き上げる   
震動を感じて、地震ではと、家内に聞くと、表で車の
ドアを強く閉めた音だろうという。

でも下から震動を感じたといって、テレビつけて見ると、
やはり地震で、しかも震源地まで、50kmほどの近さ。
震度は3と表示されていて、体感よりも震度が大きそう。

それから、家内は、大変だと言い出して、「もう、遅い」と
大笑いをしましたが、車に乗っている時は当然としても、
立って仕事をしている人や歩いている人には、震度3レベルは、
横揺れでないと余り感じないのだなと思いました。

いつ何処で地震が起こっても不思議でない地震国
日本では、「備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ですね。

非常持出袋の準備はOKですか?


2007年12月2日日曜日

温泉を楽しむ


青い山脈 (油絵: 10号)


最近は町の中にも、天然温泉と銘打った温泉施設が
あちらこちらに出現しています。

一般的に、日本の国内では、2000m掘れば、温泉が
出ると書かれた記事を読んだことがありますが、東京や
大阪のデルタ地帯でも、温泉の基準に合格する地下水を
掘り当てるには、2000mの深さが標準のようです。

家族連れや会社のグループで賑わっているところも
多いようですが、やはり怖いのは、火災などの事故です。
東京の繁華街であったメタンガスの爆発事故では、
幸い、利用客が居ない時間帯で幸いでしたが、
もし、混雑時であったなら大変なことでした。

女性にとって、敬遠され躊躇されるのが、火災などで
裸で避難せざるを得なくなった時のことです。
小咄で、風呂屋が火事だと、いうのがありますが、
現実の事件となると、笑ってはおれません。

最低限度、避難用に、バスタオルとスリッパは、
各ロッカーか避難出口に備えて欲しいものです。
消防法には規定されていませんが、思いやりが
お客に伝われば、お客さんは自然と増えてくるものです。

多くの人たちが集まる場所の中で、最も無防備な
状態に置かれるのが、温泉やサウナの施設だろうと
考える人はすくなくは無いでしょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋は?

2007年12月1日土曜日

落ち葉掃除


湖畔の秋 (油絵 : 10号)


朝の散歩で通る、神社やお寺では、落ち葉のシーズンと
なると、毎日の落ち葉掃除が大変です。
大きな寺院では参道などを、奉仕の人たちが出て
掃き集めている場面に出会いますが、人での無い
所では、ノズルのついた排風器で、落ち葉を集めて
います。

階段を掃いている人の横を通り抜けて上る時には
少し気が引けますが、白装束で箒を持っている姿は
清めるという雰囲気があって、写真や絵画にもある
美しい情景だと思います。

落ち葉のシーズンが終わると、寺院では新春に備え
準備が始まります。
今年は、新潟県の山古志村に続いて、能登半島、越前沖と
日本海側での地震が続きましたが、地震の不安の無い年を
期待しようがないのが、日本の宿命です。

せめて、大きな被害が出ないようにと願うのみです。
最近は、地域内でのネットワーク化が大きく進歩してきて
います。

特に、老齢者の多い地域では、住民同士の援け合いが
何より大切であることを思い知らされます。
毎日、各家を回って、声掛けをし、異常の有無の
確認や、一人住まいの老人の話し相手になるボランティアの
人も多く活躍しておられるようです。
何よりも心のケアが大切なのですね。

日頃からの、「備えよ常に!」の心構えですね。
非常持出袋の準備は?

2007年11月30日金曜日

モミジのお世話



渓流 (油絵 : 10号)



いつも通るお寺のモミジも紅葉が進んできました。
紅葉が始まってから気が付いたのですが、モミジの
枝先にモミジ葉が無かったり、葉先が枯れていて
茶色くなっているの目に付きます。

夏の暑さと、水不足が影響しているのだろうと考え
られますが、京都などのモミジの名所になっている
寺院などでは、水枯れに対する管理も大仕事である
とテレビで語っている場面を思い出します。

絵画のような、美しい紅葉を見てもらうためには  
普段からの管理や備えの大変さを知らされます。 
人力や経験を超えた自然の力には、勝てませんが
少しでも、木の気持ちになって世話をするのが基本
なのでしょう。

人間社会でも、自分が幾ら注意をしていても、避けられない
災難に見舞われることがあります。

マンションの最上階に近いところから出火して、両隣や
下の階の住居も、放水や煙で間接的な被害を受けて
いましたが、損害を誰に請求するのかという話が出ました。

これは各自が掛けている火災保険でカバーすること
になるのですが、さて、そのような事態を良く考えて
保険に加入している人は、どれだけいるでしょうね。

単純に金額だけでは無しに、周辺の建物や類焼や
水損の可能性の割合の方を重視する必要があるの
ではないかと、近くで発生した火災で、つくづく思い
知らされました。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

非常持出袋はありますか?

2007年11月29日木曜日

落ち葉掃除もコミュニケーション




雲海と富士山 (油絵 : 10号)


モミジの紅葉は、気温が8度以下になると始まるそうです。
今年は、夏の暑さが長く続いて秋が短く、寒さが
早くやってくるとの予報をテレビで見ましたが、11月
の半ば近くになって、初冠雪や、霜が降りたとの
ニュースが続いていて、予報どおりに、急に、秋が
深まっているようです。

11月半ば頃から、連日、8度以下、霜が降りる日も
続くようで、京都のモミジも一気に紅葉が進むようです。
油絵を描く人にとっては、タイミングよく、見ごろの
期間内に、二~三日間の小春日和が待ち遠しいことです。

暖かい日は長続きしません。
夜風が枯葉を落とした朝の町では、どこも落ち葉の
掃除に追われて大変なです。
掃いても、掃いても、綺麗になったのを待ち兼ねたかのように、
また直ぐに落ちてきます。

落ち葉掃きの時間をずらしたり、間引いたりしてもよさそう
なのですが、隣同士の意識も働くのか、どちらさまも、
掃除の時間が決まっているように、定時清掃のようです。
でも、これが貴重なコミュニケーションの場であって、いはば
門口会議となっています。



最近の話題は、子供を対象にした通り魔の犯罪です。
校区の老人会や、個人のボランテイアを募って
子供達の登下校の安全を守るネットを作っている
ケースの紹介も、テレビでやっています。

危険に備えた防犯と交通事故などの防止目的で
老齢者には、格好の働き場になっているそうです。
所によっては、ブロック単位で、夜回りをしている
地域もあるそうです。
老齢者が、協力して地域の安全を守り安心を届ける
活動は、頼りなる備えですね。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

非常持出袋は備えていますか?

2007年11月28日水曜日

暇なのかな~?



初秋の富士山 (油絵: 10号)



テレビで紅葉の見ごろの案内がありました。
近くのお寺も、紹介されていましたので、早速、
見ごろに合わせた、紅葉見物の日程の打合せを
家内と始めましたが、これが、うまく行きません。

なぜか、こういう時期に限って、他の用事や、約束が
あって、タイミングが合わないことになります。
2~3日もかけて、のんびりと紅葉の景色の油絵
描いている人たちは、余程、暇があるのだな、と
うらやましく思ったり、時間のやりくりが上手なのだな
と感心したりしています。



私達は、暇だといっても、日々の縛られた時間の中で
決まった、やらなければならない「モノゴト」がない時間が
あると、暇だ、と意識するのであって、常時、やるべき
「モノゴト」がなければ、暇だと意識しないでしょうね。

町を散歩していると、町の中の一角を縄張りにして
いる野良犬とよく出会います。
こいつは、一日中、町の中をうろついて、暇な奴だな、
などと、家内に言ったりしています。

出会う女性や、老人は無視しているようですれども、
男や子供には、用心深くニラミ上げながらやり過ごします。
商店街から、住宅地、マンションなる一角などの
500m四方余りもの地域を、終日、うろつているのですが
どうも、決して暇だから、うろついているということでは
なさそうなのは良くわかります。

開店したばかりのレストランの前で座っている時には、
用心棒を引き受けるからと、ショバ代を要求している
などと、通りすがりの人の話が面白がっていました。

でも、散歩している犬を見かけると、縄張りから追い出そうと
後に付いて執拗に吠えついて離れないなど、嫌われ者
でもあります。

常に、縄張りを守るために、愛想をしたり、威嚇をしたりと
備えには努力をしているようです。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」のようです。

非常持出袋の備えはありますか?

2007年11月27日火曜日

絵画のなかのお寺




花と塔 (油絵: 10号)



テレビで例年通り、各地の紅葉便りを流してくれる
時期になりました。
毎年、あそこと、此処にと、尋ねてみたい場所を
メモしたりするのですが、なかなか思い通りには
出かけられません。

タイミングよく、見ごろの時期に出かけることが出来ると
ついつい写真を撮ることに夢中になってしまって、
ゆっくりと紅葉を楽しむことをなおざりにしてしまいがちです。
紅葉のスポットの美しさの印象は、長く記憶に残る
ようで、たまに、油絵でその景色が描かれたのに
出会うと、非常に親近感を覚えるものですね。

京都の清水寺の桜の満開の時期に、舞台と共に
五重塔を描いた絵や、東福寺の通天橋の
紅葉、嵯峨野や嵐山の紅葉のポイントの名場面を
見つけては「此処へ行ったときは良かったね」などと
当時の思い出の会話も楽しいものです。

絵にはなりませんが、重要な文化財や国宝の多い
京都や奈良の塔頭では、秋からの火災シーズンには
防火に神経を使っています。

お寺や神社では、毎年、災害や火災に備え
防災訓練を行うところも多いようです。
最近、お寺での防火訓練を見かけたのですが、
自衛消防団の構成主力はお坊さんでした。

仏さんの前に座ってお経を唱えている姿からは、全ての
読経の僧が老僧だと勘違いしてしまいがちですが、
結構、若い僧や壮年の僧も多く、てきぱきと動く様には、
消防団員も一目置かねばならぬほどの気迫と真剣さが
見られました。やはり、自分等で守るのだという
意識の強さなのでしょう。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。




2007年11月26日月曜日

落ち葉掃除が大変






黄葉の林と渓流 (手描きの油絵: 10号)

秋、木枯らし一番が吹く頃になると、並木道は、黄葉や
紅葉の絵画のような、美しい癒しの情景を見せてくれますが、
一年を通してみると、僅か2~3週間ぐらいなものでしょうか。

落葉が始まる頃が良いとか、半分ほど散った頃が
最高などと、通行人は、勝手なことを言って、楽しんで
いますが、掃除をする方にとっては大変です。
とても、桐一葉などの優雅な世界ではなくて、
日によっては朝と午後の2回の掃除は欠かせない
こともあるようです。

もし、通行人が、落ち葉で滑って怪我でもしたら
大ごとです。
落ち葉があるほうが風情があって良いのに、などと
掃除を手伝うわけでもないのに、無責任なことは
言わないこと。

吉野山は、春の桜の花、そして新緑。
秋は、この桜の葉の黄葉が最高の眺めです。
古代の人は、この黄葉を楽しんだそうです。

吉野地方だけでなく、山間の集落を歩いていると、
必ずと言ってよいほど、池とは別に防火用の用水が、
狭い山道沿いに斜面など削ったりして造られています。

水の不便な山の斜面などにある住まいにとって、
何よりも怖いのが火事です。
一旦、火が出ると谷から風が吹き上がってきて
火が一気に斜面を駆け上がり燃え広がります。

かって、斜面に立てられた吉野独特の造りの旅館の
火事が思い出されます。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

非常持出袋の準備は出来ていますか?


2007年11月25日日曜日

ナンキンハゼからイチョウへ



そよ風 (モニーズ ロー :複製画)

銀座通りだけでなく、地方都市のビジネス街でも
表通りに、PR用のポスターだけでなく、油絵を飾って
ところが増えて来ています。


画廊などの多い地域では当然ながら、殺風景な
ビル林の中の海側、ひと際目立つ、花のようです。
仕事の疲れを癒してくれる、このような場に出くわすと
経営者の人柄が伝わってくるような思いもします。


やたらと、利息や配当率などを協調しているポスター
は、例え、写真が美しい景色であったとしても、決して
心に和みを与えてくれるものではありません。

丁度それば、モミジの紅葉に先立つナンキンハゼの
毒々しいまでの赤い紅葉に、似たようなものです。
十一月も、そろそろ終りで、ナンキンハゼの落葉が
盛んで、終りに近づいているようです。

替わって、イチョウの鮮やかな黄金色の黄葉が
あちらこちらで、目立つようになりました。
朝の早くから、散歩に来た人たちが、落ちた銀杏を
拾っている姿を見かけます。

しかし、大阪の御堂筋の銀杏並木の黄葉は、例年
半月ほど遅いようです。
ビルの間のあるために、黄葉が始まる引き金となる
気温が必要な温度まで下がらないからなのでしょう。

それでも、銀杏は既に、実っていて、例年通り、
入札者による収穫作業があったようです。
御堂筋のイチョウで気をつけなければならないのが
落ち葉によるスリップです。

落ち葉の上を歩く時は、スリップに、「備えよ常に!」の
気持ちを忘れないことです。


2007年11月24日土曜日

「落ち葉山」にご注意



モネ アルジャントゥイユのセーヌ川の舟 (複製画)



以前、お城が見える大きな公園へ、子供達を連れて
遊びに行ったときに経験した、忘れられない想い出に
こんなことがありました。


紅葉がまだあちこちに残り、絵画の世界のような晩秋
の晴れた日の公園のあちらこちらに、収集に備え
なのか、落ち葉が掃き集められていて山型に積み
上げられていました。



子供達は、その落ち葉の山に、飛び込んだり、手で
落ち葉を放り上げて、上から落ちる様子などを楽しんで
いましたが、突然、悲鳴が上がりました。
なんと、落ち葉の中に犬の糞が入っていたのです。


糞も一緒に掃き集められていたのか、また、犬が
落ち葉の山を好んで、トイレにしたのかは判りませんが
子供にとっては、大変な災難でした。


それからというものは、散歩をしていても、道端の
枯葉の山に自然と目が行くようになり、「落ち葉山」の
様子が気になるようになりました。

そして気付いたのですが、こうした「落ち葉山」は、
犬たちにとって、用足しをするには、好ましいポイント
になるようなのです。


今まで無かったモノへのマーキングの行動なのか
また、子供がやったように、用足しの後、落ち葉を
蹴散らかす感触を楽しむためにやっているのか、
などと思ったりしています。
いずれにしても、処分されずに残されている

「落ち葉山」は要注意です。
備えよ常に!」です。      

             

2007年11月22日木曜日

落ち葉の季節ですね


ゴッホ (ひまわり : 複製画)


木枯らし一番が吹いた翌日、幸いにも風も収まり
寒いながらも時折、お日さんも顔を出してくれる天気
になり、昨日の寒さが人々の挨拶でもあり、話題でも
ある一日でした。
ただ、この時期の厄介者は落ち葉です。

道や空き地は、落ち葉が占領しています。
排水溝や道端の吹き溜まりには落ち葉が積もっています。
各家庭では、この日の大仕事が、この落ち葉の掃除
持出した大きなゴミ袋を引きずりながら、せっせと
落ち葉を詰め込んでいる人が、あちこちで見られます。
とてもロマンチックな落ち葉の在る油絵の世界では *
ありません。

町の住宅街では、特に多い落ち葉は桜とハナミズキ
です。
土手などの桜並木に降り敷かれている桜の落ち葉は
色目もきれいで、写真には格好の情景を提供して
くれますし、また、川面を埋めて、ゆったりと流れてゆく
落ち葉の布は、色柄を変えながら揺らいでいて、
見ていて飽きない場面でもあります。

困るのは、屋根と樋に溜まった落ち葉です。
女性や老人だけの家庭では、始末に負えないことに
なってきます。
早めに落ち葉を取り除く備えの無い家庭では、放って 
おいて、縦の樋管に入って詰まらせてしまうと
それこそ、素人では手の付けられない事態になって
しまい、思わぬ出費を強いられることになります。

落ち葉掃除が先か、咲いた花を楽しむのが先かは
判りませんが、桜の花を楽しませてもらっているのに
掃除を手伝いましょうとも声を掛けない自分が、少し
恥ずかしくもあり、感謝の気持ちの日でした。

2007年11月21日水曜日

木枯らし一番

日の出 印象 (モネ : 複製画)

好天を期待して、落慶のお祝い行事が済んだばかりの
山上の神社に、紅葉見物を兼ねて出かけてました。

テレビの紅葉の案内で、見ごろを迎えているという
ニュースに、思い立ってのことでした


大渋滞の中、山を登るにつれて、木々がだんだん激しく

波打つようになり、不安にかられながらの、やっと、山の
駐車場に着く頃には、雨が降り出してきました。


折角ここまで来たのだから、ユーターンも出来ずと
薄いビニールのレインコートを持っていたのを幸いに
バスを降りて直ぐに着込んで、神社へ向かいました。


今年のモミジは、夏の暑さのためにか、色づきが
悪く、くすんだ茶色が、やたらに目に付く冴えない
紅葉にはがっかりしました。


テレビで映した紅葉の現場は何処なのかなと、探して
みましたが、これという該当する美しく紅葉した木は
見つけることができませんでした。
はやりの偽装包装ではありませんが、少し期待はずれの
モミジ見物でした。


目的の塔は、葺き替えられた桧皮と建物の紅色が映えて
絵画で良くみる景色、そのままの見事さでした。


しかし、ここは山上でもあり、木枯らし一番が吹き荒れる
中での滞在は、薄着の上にビニール合羽一枚で、防寒の

備えの無い我が身には、耐えられない寒さが襲ってきます。


紅葉を眺めながら楽しもうと、町で買ってきたビールを
飲むどころではなく、寒さに震えながらの退散となった
山の一日でした。


備えよ常に! 備えあれば憂いなし」とは、私に
対しての格言でした。

2007年11月20日火曜日

気ままなサイクリング





野菜畑 (ゴッホ:複製画)

時々、思い立って自転車でサイクリングに飛び出す
ことがあります。
はっきりとした目的地を決めることなく、散歩の気分で
出かけるのですが、気が付くと、一時間ほども走って
しまっていることもあります。

油絵が描ければ良いのにと思える場所に出会うことも
少なくありませんが、このような場所でのんびりと
休憩できるのが、気ままなサイクリングのうれしい
ところです。

しかし、こういう時に限って、飲み物も財布も持たずに出て
しまっていて、残念なサイクリングになっていまったことが
何度か重なってから、サイクリング用に目立つバッグを
購入して、タオルやテイッシュは当然として、小型ナイフ
キズ薬や傷テープ、のど飴やクッキーを常備するように
しています。

出かける時には、今では、水を500ML、時には
缶ビールを一つ。 そして、小さなメモ帳を忘れない
ようにして、サイクリング用の非常持出袋としています。
持ちたくない携帯電話は、家内からの厳命で、必ず
携行する羽目になっていますが、帰途に付く前に
居場所と今から帰る、と報告のメイルを送るのが
義務になっています。

最近は自転車での事故も多発していますので、
走行には、注意をして、安全にと、お巡りさん並みの
事前の注意を受けての出発になります。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。


2007年11月19日月曜日

森は自然が一杯 自然のままに


船遊びする人々の昼食(ルノアール:複製画)

時折、ハイキングや、山歩きする人しか通らない
森の深い場所まで入り込んで、自然のオゾンを
胸いっぱい吸い込んで、リフレッシュすることがあります。
癒しと安らぎのひと時です。

家から自転車で森の入り口の坂の手前まで行って、
10km足らずの距離を歩くのですが、一年中、森の
木々や小鳥の声を楽しめる良い場所です。

子供の頃に観たクールベの森の情景の油絵などを
思い出しながら、のんびりと歩くときは、最高の時間です。


しかし、良いことばかりではありません。
特に、雨上がりや風のある日は、山の斜面からの
落石が多いということです。
大雨の後などは、1トンクラスの岩が道の中央まで
転がり落ちていたり、大風の後は倒木が道をふさぐ
ことも少なくありません。


特に気をつけて歩かねばならないのが、頭上からの
腐った幹や枝の落下です。
頭を直撃されたら、大ごとだっただろうなと思うことも
しばしばです。


更に加えて、夏には、マムシを始め、蛇にはよく
出会します。
蛇が大の苦手の私には、足元ばかりが気になって
とても、頭上には注意が向かない山歩きです。


雨上がりや湿った場所での、ヤマヒルも要注意です。
蛇やヤマヒルに備えて、道からそれたり、湿った場所
では休憩をしないなど、自分なりに、「備えよ常に!」
の気持ちを、自分に言い聞かせての山歩きです。


2007年11月18日日曜日

世界の一級の美術品を身近で




塔のある村の通り (Marce: 複製画

終戦直後の荒廃した時代、そして、すさんだ時代から
昭和の30年代の高度成長時代になって、やっと
美術、芸術を楽しめる時代になりましたが、当時は
写真帖で見たモナリザの現物が見られるということで
日本中が沸き立ちました。
東京の西洋美術館でロダンの「考える人」も
大人気 でした。

京都の国立博物館の正面の前に葉には、大きな
「考える人」の像が、入館者を迎えてくれます。
こうした、世界に名の知れら第一級の美術品と
普段着のままで気軽に接することが出来る時代の
ありがたさを喜んでいる人も多いことでしょう。

また、当時では、及びもつかなかった海外の美術館に、
好きな時に、気ままに出かけていって、存分に、
世界の芸術や美術作品を見られる世になり、美術館を
訪問するコースを組み込んだツアーの案内も、非常に
多くなっていることに驚きます。


日本では、町の中での美術品としては、お寺の仏像や
たまには、文化財に指定されたお地蔵さんに出会うことが
ありますが、生活に密着しているものには、特に、親しみ
を持って接することが出来ます。

近くの、お地蔵さんの横が、ゴミの集積所になっていて、
早朝、散歩をしていると、ネコがゴミを漁っている場面に
しばしば、出くわします。
中には、首輪をして、毛並みの良い「良家」のネコ様
も混じっていることがあり、声をかけると、愛想よく「ニャー」と
挨拶を返してくれる時もありますが、一(ひと)ニラミして、
走り去る場合もあります。


大事に育てられている飼い猫でしょうが、家で与えられる、
出来合いのキャッツフードに飽きて、外食を楽しんでいる
のかもしれないですが、衛生面から考えても感心した
ものではありません。


犬と違って、ネコは、紐でつなぎっぱなしとは行かないので
しつけが非常に難しいようですね。
外出先や帰宅時間、夜は外食するかしないかなど
お嬢さん並みに連絡するネコなどは、居るわけが
ないだろうけれども。

完全に野良化した、ネコは、本当に厄介者で困ります。
老人家庭などへは、我が家と言わんばかりに、悠々と
上がり込んできて餌を漁ったり、かっぱらいを働くので
自衛の備えが大変です。

ノラに対しても、「備えよ常に!備えあれば憂いなし」ですね。


2007年11月17日土曜日



舞台の踊り子(ドガ:複製画)

散歩などで良く利用する通りも、気をつけて周囲を見ると
結構危険な箇所があるものです。

私がいつも通る場所で、これは危険だと、避けている
場所の一つに、屋根瓦がずれていて、何かの弾みで
直ぐにも落ちそうな所があります。

虫籠窓のある古い造りの空き家ですが、通りに面した
格子には、町内の案内や、美術館の絵画展のポスターなども
下げられていて、それなりに、良い雰囲気を保っています。

誰も住んでいないとはいえ、歴史の在る街道沿いのため
絵になるポイントでもあります。

しかし、掲示物の頭上にせり出した瓦は、危険なこと、
この上もない状況です。
地域の人で、これは一般通行人の安全のためにも、
何とかして欲しいと思っているところです。

先日、この場所から少し離れた空き地のある場所で、
子供が、自転車で狭い道へ曲がりこんで入って行った
その角を、通りすがりに見て、ひやりとしたのは、曲り角の
一角が、鉄条網で囲われていたことです。

もし、尖った針に服でも引っ掛けて転倒していたら
大怪我をしていただろうと思ったものでした。
良く考えてみると、市内を少し外れれば、畑や空き地が
危険な鉄条網で囲われている場所が、少なくないと
言うことです。

侵入者を威嚇し、防止する備えの意図は判るのですが、
善意の一般通行人に危険が及ぶ可能性が非常に
高いこの種の柵は、なくしてて欲しいものです。

毎日、特別な危険意識を持たずに歩いているのですが
穴ぼこでのツマヅキを始め、怪我をしても、苦情を
ぶっつける先の無い危険が、少なくないということに
改めて驚きます。

先ずは自分自身が「備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ということになりそうです。

2007年11月16日金曜日

正倉院展。 芸術の秋です。



晩鐘(ミレー:複製画)

芸術の秋。この時期に合わせた美術展や、絵画展が
あちこちで開かれています。
その中でも、国宝の公開といえば、正倉院展です。
最近は、修学旅行生や、台湾、韓国など、海外の
お客さんも団体での来館が多くて奈良国立博物館は
終日、満員続きです。


折角、出かけて行ったのに、まともに見ることが
出来なかったという苦情も多いようです。
近年混雑日には、時間を延長して、夜間の公開も
始めていますが、この時間帯は、どちらかといえば
近くの人たちや、泊まりがけの人たちにとっては、
安心してゆっくり見られる狙い目となっています。



何も、わざわざ遠方まで出かけなくても、家から少し
散歩に出るだけで、或いは、車で半時間も走れば
日々移り行く秋の情景を楽しめる恵まれた環境に
住んでいる人も多いことでしょう。



少し気をつけてみると、道端の垣根や草むらにも
秋はあります。
額に入った絵画に劣らぬ感動を与えてくれる草花も
少なくありません。



草むらに咲く野菊を摘もうと思って、不用意に足を
踏みいれた途端、見えなかった溝にの、泥の中に
足を突っ込んで倒れこんだこともあります。
美しいからといって、手を出すからだと家内に
冷やかされました。

油断大敵。備えよ常に!ですね。






2007年11月15日木曜日

公園墓地のネコ


アイリス(ゴッホ)

公園墓地にあるお墓へ、お参りに行ってきました。
その一角にある教団の信者の納骨所の前に供え
られて入る生花は、いつも足を止めて見とれるほどに
見事です。

色とりどりの菊やカサブランカなどが、いつも十数種
活けられていて、10号サイズに描かれた油絵
思わせれ豪華さです。
専属の花屋さんと活ける人がおられるようです。
我が家のご先祖さんには、隔月程度でご辛抱願って
います。



この公園の池の傍らにベンチがあり、近隣の人や
墓参の人が、池のガンやアヒルを眺めながら
憩いのひと時を過ごしていますが、やはり、
此処の主は、野良ちゃんです。
いつも、数匹ほどのネコがうろついています。

私の散歩する途中にある、無住のお寺の門には、
子猫が生まれた跡では、多いときには11匹まで
数えたことがありますが、冬の寒さが影響してか
無事に越年しているのは、毎年、半数余りのようだです。


通りすがりの人には、野良猫は、威嚇はしても、寄って
こようとはぜす、顔見知りの餌を運んでくれる人にだけ
気を許しているようです。

ネズミによる、チュー害防止には、効果があるのでしょうが。
臭いもきつい、野良猫の巣窟は、歓迎できるものではありません。
犬とは違って、保険所では、野良猫は捕獲の対象外のようです。


町中や、住宅街の野良猫は、ゴミ漁りだけでなく、「侵入盗」の
常習犯で、油断がならない相手です。
寝ている赤ちゃんの枕元まで入って来ていて青くなったと、
話しているお母さんもいましたが、台所の食品、特に魚類には
十分な用心が必要です。



時には、戸棚を開けたり、棚の上のものを落としたりと、
野良猫はやりたい放題で、厄介な相手です。
勝手口の引き戸を開けるぐらいは日常茶飯事の「侵入盗」に
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」の日々です。







2007年11月14日水曜日

カンバスの花は永遠に



















ひまわり(ゴッホ)



   毎年、見事な花をつける桜が通り筋にある

のですが開花季節になると、毎年、魅せられて、

  同じような写真を撮っているのですが、撮った

  写真を比べて見ると年ごとに樹勢が衰えて来て
  いるのに気がついて驚きました。

  記念や記録の方法としては、写真もよいのですが、
  花への思いの全てをカンバスに描き残せる画才の
  ある人をうらやましく思います。


  往時の見事な姿を、油絵にしておけば、散歩が
  できなく なっても、また、木が枯れても末永く、
  想い出と共に、楽しめるのにとつくづく思います。
例祭のときは、参拝客で混雑する神社も、普段は、
緑の森に映える赤い柱や社殿は、写生や、絵を
描く人たちにとっては、格好の場所になっています。

本殿の周りには、取り囲むように消火栓があり、
消防の 設備が完備されていて、さすがに、重要
文化財の 神社は防火には、厳しく対応をして
いるのだなと 感じます。

しかし、絵を描いている人のカンバスを見ると、中には
目障りなのか、消火栓を、描いていない人もいます。
写真と違って、絵画のメリットですが、もし、消防署の
関係者だったら、どのように描くのでしょう?
特に、丁寧に描くかな、などと思ったりもしました。

本殿を離れて、10歩分、鬱蒼とした杉木立に覆われた
奥の院を訪れると、火災に備えて、赤いバケツの防火
用水が祠の横に並べられています。
夏には、ここは蚊の巣窟になり、大変だなと思われ
ますが、防蚊より、防火が優先ですね。

2007年11月13日火曜日

朝日を浴びて写生

観光客のが増える前の早い時間に、お堂への階段
を登ると、この人は何時ごろから、ここに座っている
のかと気になるほど、早い時間から、朝日を浴びて
写生をしている人に出会うことがあります。
絵を愛する人にとっては、この時間が、癒しの
ひと時なのでしょうね。

昼頃の絵画のグループの人たちは、観光の人が
避けて通らねばなら無い時間帯でも、余り気にして
いないようですが、中には、通行人は邪魔者以外の
何者でもないと、言いたげな人もいます。

お堂の上の高台から久しぶりに町を見下ろしてきました。
気をつけてみると、あちらこちらで、様子が変わってきて
来ているのに気付きます。
散歩の途中で現場へ行ってみると、落胆することが
少なくありません。
ドイツの町並みのように、街の雰囲気を大事にして
バランスを考えないで、建物を建てるケースが余りにも
多すぎます。

最近は、加えて、本通から外れた道の荒れようが
気になります。
地方には予算が無いというのは理解できますが、
本通りでない脇道の舗装が荒れたままになっている所が
やたらに目に付く時代になりました。

各町会では、道路補修の陳情合戦になっているようです。
今や、アスファルトの絆創膏補修も順番待ちとか。
ツマヅキや、泥はね被害には、歩行者自身の責任で
注意して歩かねばならない時代の到来です。

アメリカでは、くぼみに足を取られて怪我をしたとして
行政を訴えるという話を、よく耳にしましたが、こと
日本では、通らない話でしょうね。
地域は地域で、わが身は我が身で守らねば、ですね。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

2007年11月12日月曜日

イチョウの木も色づいて絵の季節です

寺の山門をくぐると、大きなイチョウの木が、ここの
主であるかのうに、その存在感を示しています。
青葉の頃、黄葉の頃は特に、絵画のグループなども
思いおもいの場所に陣取って、写生に勤しむ姿が
みられます。
最近は、絵画教室も盛んなようで、退職者相手だけ
ではなく、幅広い年齢層の男女が参加しています。

写生する人が見られるのは、定番になった場所だけでは
なくて、古い町並を歩いていると、ふっと、子供の時代に
遊んだり、出会ったような場所や、戦前のたたずまいの
姿そのままの一角に出会うことがあります。

安らぎを覚える瞬間ですが、地上げや建て替えも
進んでいるので、懐かしさに誘われて、絵にして
残そうという人たちのグループもよく見かけます。

先週、京都の山裾の社寺の巡ってきました。
森の中のお寺から更に奥へ続く道をたどると
奥の院と称される祠があるところにたどりつきました。
しんどい目をしてして、やっとたどり着いても、さほどの
文化財らしい祠でもないケースが多いですが、たいていは、
このような場所は、水が近くに無いため、火災に備えて、
バケツに3杯程度、所によれば5杯ほども赤いバケツに
水が汲み置かれています。
消防署の指導もあるのでしょうが、「備えよ常に!」
が防火にとっても基本です。

2007年11月11日日曜日

山の端に残月が

朝早くに外へ出ると、未だ沈まない月が山の上に
残っています。
沈まないのではなくて、明るくなっていないから
見えるのだというほうが正しいかもしれません。
童謡の世界のままの方が良かっただろうに、お月さんの
素肌のアバタが、ハイビジョンのカメラで捉えられ
その姿を画面でつぶさに見る時代、というより見せられる
時代になってしまいました。
月の砂漠は、絵や歌の癒しの世界ですが、映し出される
お月さんの月上の世界は、とても絵画の世界ではありません。
詩情の無い写真の世界だとしか、言いようがありません。

天気も心配がありませんでしたので、山手へ足を伸ばして、
いつも行くお決まりの地点まで上がりました。
気になるのは、最近、特に多くなったイノシシのミミズ
を漁った跡です。
山裾の畑や民家近くまで出没するようになり、単独で
ぶらぶらと山の中へ行くのは危険だと家族に止められる
ほどです。
目の前を走り抜けたり、道を横切る猪には、数回は出会って
いますが、用心の備えとしても、せいぜい山用の杖ぐらいです。
イノシシも住処を追われているのかも知れませんが
私も癒しの場を失う被害者になりそうです。

山裾の神社やお寺を訪れると、消火器が、柱にぶら下げら
れていることを良く眼にします。
これが、写真を撮ろうとするときには、目に付いて雰囲気を
ぶち壊してしまうのにと、気になります。
特に、あの赤い色が、落着いた柱や壁の色の中で一際目立って、
消火器を撮るのじゃないと言いたくなることも、少なくありません。
気まぐれな参拝者の文句や不便さよりも、火の用心が最優先。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」が優先ですね。

2007年11月10日土曜日

落ち葉のシーズンがやってきました。

落ち葉のシーズンがやってきました。
5,6月頃の常緑樹の落ち葉は、どうしてもゴミが落ちて
来ているとしか考えられないのですが、秋の落ち葉は
詩の心を持って落ちてくるように思えてなりません。

映画、「第三の男」のラストシーンを思い起こさせます。
秋の落葉や紅葉は、絵画の題材としては、一番多い のも
うなずけます。
特に、四季と密接に生活をする日本人にとって、秋の
情景は、心を動かすようです。

秋が深まり、冬将軍がやって来る頃になると
健康には、各自が今まで以上に気を使わねばなら
ないことになりますが、最近は、特に大変です。

薬価や診療費が下げられて、薬局経営やお医者さん
も大変だとは思いますが、これからは、年金生活者は
一段と健康保険料の負担増で苦しまなければ
なりません。
散歩をする人や、スポーツクラブへ通う人が増えている
理由であることは間違いありません
国民のやるべき第一の備えは、病や怪我に対してです。
薬やお医者さんの世話にならないことです。

突然の病気は、いはば、火事のようなものです。
散歩の途中で目にする様子ですが、入り組んだ街角の
家の前には赤いバケツに水が張って置いてある地域が
あります。

この辺りでは、やはり、火事に対する備えが、最も
重要なことなのは、家並みからも想像できます。
戦時中は、各家の玄関横には、防火用水と記された
コンクリート製の規格品の用水が置かれていたのを
思い起こします。

健康も同じように、備えなのでしょうね。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

2007年11月9日金曜日

雨上がり空をカラスが群れて朝食に

雨上がりで、まだ雲の残る空をカラスが、数羽、群れ
を作って田畑の方へ飛んでゆきます。
いつものことですが、ごみの収集日には、町家の
屋根に早朝からやってきて、数羽が待ち遠しそうに
場所定めをしています。
屋根のカラスや、ゴミをあさるカラスは、とても
部屋を飾る絵画の題材にはなりそうにもありません。

朝方まで降っていた、久々の雨で、水溜りが残っている
通りの掲示板や、所々の家の格子に手描きのポスター
が貼ってあり、地区の子供がそれぞれに書いたよう
ですが、日曜日に、小学校で行われる消防訓練への
参加を呼びかけています。

例年は、出初式のときに、華々しいセレモニーとして
行われることが多いですが、お年寄りでも出やすい
季節の良い日に学校に集まるのは意義ある行事です。
日頃から大事なのは「備えよ常に!」の連携でしょう。

午後に見ていたテレビの、飛び込み訪問の番組で、
各政党の代表者に、テロ対策法についての意見を
聞くシーンがありました。
元自民党のコワモテの人の事務所訪問の場面で
驚いたのは、10号以上の大きな油絵が、部屋の
あちこちに所狭しと立てかけられていました。

鑑賞や、趣味の収集でもなさそうな、状況に驚きました。
ご自慢、或いはお気に入りの絵の紹介も聞きたかった
場面でした。

2007年11月8日木曜日

久しぶりに明るい朝の空でした

久しぶりに明るい朝の空でした。
いつもの通り、散歩に出ると、頭上で雀たちが
にぎやかに、朝のミーティング中です。
やはり、小雀らしいのが一番騒がしくお喋りを
しているようです。
中にはいら立っている様子の親雀もいます。
絵画の中のメルヘンの世界のようです。
下を行く一人ひとりを話題にしているかのようです。


木々の葉の彩りも秋めいて着ています。
特に早いのが、余り好きでないナンキンハゼの
木の葉です。
早いのは、周囲の桜などの葉がまだ青いうちから
赤く、というより赤黒く色づいて、やたらと存在感を
誇張しているいる感じです。
アクセントが強いので、油絵を描いている人たち
には、格好の題材かもしれません。


街の通りには、角々に消火器がかけられていて
横には、街の町名が書かれています。
狭い、入り組んだ小道などでは、初めて訪れる人や、
町名を探す人には、随分と役に立つ防災道具です。
定期点検もされているようですが、消火器の入って
いる箱は、大分くたびれていて、中には、扉の留め
金が外れていたり、ひどいのでは、外れているが
見えます。


町に住む人たちの防災や防犯に対する取り組みも
かなりしっかりしています。
年寄りの多い町だけに、お互いの連絡や、連携が
不可欠です。
非常持出品や初期消火の備えなども、通りから
見ているだけで、レベルの高さがうかがい知れます。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

2007年11月7日水曜日

非常持出袋の中身

非常持出袋の中身情報

 非常持出袋の中に、いったい何を、どれだけ入れるの?

 役に立つ非常持出袋の中身とは、どのようなモノでしょうか?
 あなたは、準備しているの?
 イザという時の備えは大丈夫?

 「備えよ常に!」ですよ!!
       
地震や洪水の災害が起こるたびに、非常持出袋作ってる? と
皆さんも聞いたり聞かれたりしていませんか?
何時起こっても不思議でない東海地震に不安を覚えながら
なんとなく日々を送っているのが、一般的ではないでしょうか?

でも、全く予測も危険性の情報もなかった北陸・信越地方で
立て続けに地震が発生し、被災者の悲惨な姿や気の毒な
避難生活の様子がメデイアを通じて、目に飛び込んできます。
画像や絵画の世界ではありません。

そして、多くの人が「東海や東南海地震だけではないんだ。
此処は大丈夫かな? 何か備えをしておかないといかんかな」
と、考えたのではないでしょうか?

 家族を守る「非常持出袋」

そうです。
こんな災害に自分自身が合うかもしれないんだと
気付けば、もうあなたと、あなたの家族の「安心」のために
一歩を踏み出したことになります。
自分の家族は、自分で守るものですよね。 

 イザという時の「非常持出袋」

そこで出番なのが、この「非常持出袋」なんです。
非常持出袋は何も難しいものではありません。
家から出て、避難所へ逃げ込まなければならなくなった時
避難所ですぐに必要になるモノ

そして、しばらくは家にも戻れなくなって、避難所で
待機しなければならなくなった場合に、
最低限、必要になりそうなモノ
       
少し大げさに言えば、生き延びるために必要なモノ
と言うことになりますね。
そして、その次が「命から二番目に大事なモノ」と考えたら
良いのではないでしょうか?
このような「必要なモノ」を、イザと言う時のために
袋に入れて備えておくのが「非常持出袋」です。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」 です。