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2007年12月12日水曜日

落ち葉のある道



エッフェル塔のある通り (油絵 : 10号)



木々の葉っぱがすっかり落ちてしまった初冬の山を
歩く楽しみの一つは、風が吹き集めた色とりどりの
落ち葉が、絵画の場面のように、所々で10cm以上も 
積み重なっている場所に出会うことです。

山中のV字型になった切通しで、30cm以上にも
積もっている場所にも、時折出くわしますが、こんな
場合は、童心に帰って落ち葉を蹴り上げながら歩く
感触が楽しくて忘れられません。

雨上がりなどは、そうも行きませんが、乾燥した落ち葉
のさらさらとして感触と、何とも言えない落ち葉の香りが
非常に魅力的です。
しかし、石畳やコンクリートの上の落ち葉は、滑りやすく
杖などの備えが必要です。 

落ち葉は、時と場所によっては、危険物になります。
備えよ常に!です。

落ち葉の降り積もる林の小道を歩くのも、この季節の
楽しみですが、ガソリン代が高くなったことでもあり、
特にお勧めなのが、たまには、バスに乗ってのんびりと
黄葉の残る林を眺めて移動することです。

片道で、2~3時間の距離でも、バスが走っている
郊外への路線も在ります。
ぼんやりと景色を見ているだけでも癒されますし、
仕事の構想を練るには、ピッタリです。

バスの後ろに乗って、過ぎてゆく景色を眺めるのも
楽しいものです。
今までに無い、新しい感覚や、考えが浮かんでくる
きっかけにもなるでしょう。

少し、見方や見る方向を変えるだけで、景色は全く
違う世界を演出してくれます。
バスの小旅行の楽しさですね。

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