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2007年12月4日火曜日

黄金色の屏風の世界




山の黄葉 (油絵 : 10号)


秋、強い風に吹かれて落ち葉が木々の枝から
舞い上がる情景を良く目にしますが、やはり、時節柄
寒々として気持ちが先にたちます。

欅などの高木で軽い、小さな葉は、将に木の葉が舞う
という表現がぴったりですね。
バサバサっと音を立てながら、落ちてくる桐やホウノキ
の場合は、やはり散るというより、落ちてくる、という
表現になるのでしょう。

近隣の庭木からの訪問者には、閉口することもあり
ますが、これは、花を楽しませてもらった謝礼に、と
考えれば安いものです。

しかし、イチョウだけは厄介なのは、うっかり葉の上に
乗るとすべることがありますので、要注意の訪問者です。

御堂筋だけではなく、住宅地の街路樹として銀杏並木が
増えています。

両側が黄金色の屏風のようになっているところもあり、
油絵の中を走っているような気分になり、見事さ思わず
感嘆の声を上げたりすることもあります。

この頃になると、日暮れが急速に早まってきます。
町を走っていると、今までになかった交通安全
キャンペーンに気がつきました。
走行する車に、「早めに点灯」を促す注意です。

自分では、対向車や通行人などは良く見えている
ことに違いないのですが、自転車に乗っている人や
歩行者には、日暮れ時に無灯火で接近する自動車は
非常に見づらいものです。

接近してくるスピードのレベルの判断が、し難いのです。
薄暗くなってきたら、点灯することを呼びかけている
キャンペーンは運転者にとっては、安全運転の備えの
的を得たものだとおもいました。
備えよ常に!備えあれば憂いなし」です。
非常持出袋はありますか?


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