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2009年5月9日土曜日

満員の銀行

凱旋門のある通り  油絵  10号



昼時のターミナルにある銀行のATM機の前は大勢の人で

大混雑です。

昼休みを利用してやって来ているサラリーマンが大半ですが

ゴールデンウィーク入りで、銀行もお正月以上の5連休と

なるため、休み入り前に必要な用事を片付けておこうする

人や休暇の準備でやって来る人も多いようです。

順番を待つ人の列が折れ曲がって入り口の自動ドアーから

はみ出さんばかりの非常に多い人数です。

当然ドアーは開きっぱなしで、冬を思わせる冷たい風が

容赦なく行内に吹き込んでくるため、特に備えが無いために

内勤の行員さんも気の毒なことです。

コートが必要なほど寒く、強風のが吹いていますが、花粉の

飛散も峠を越して収まっ手入るためマスクをしている人は

半減しています。

この混雑を見ていると、もう直ぐ始まる定額給付金の振込みと

豚インフルエンザの流行がもし重なったら、一帯どうなるのかと

一瞬余計なことを考えてしまいました。

小額だといわれてていても、必要とする人は少なくないので

ATM機の前の混雑は続くことでしょうし、ターミナルなどの

銀行では混雑は避けられず、人混みへ出ることを控えろと

言われても困るとなれば、神に祈って出かけざるを得ません。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?







2009年5月8日金曜日

 落ち葉の季節

卓上の果物  油絵  10号


落ち葉といえば、秋と決まっているように思いがちですが

春から初夏にかけては、常緑の広葉樹にとっては衣替えの

季節で、古い葉を落として新しい年に備えます。

秋の紅葉のように、一部の葉は茶色に変色しており、中には

クスノキのように赤紫色になっている葉が混じることもあります。

林や森を歩いていると、風に吹くたびに、音を立てて葉が

舞い落ちてくることもあり、谷沿いの木では、谷風に巻き上げ

られて吹雪のよう葉が舞い上がっている情景は圧巻です。

すっかり古い葉を落として新しい年を迎える準備が出来た

木では、すでに新芽が芽吹いていて、小さな若葉が日光を

いっぱい受けているのを見れば初夏の気分になります。

この頃木々を渡って鳴くウグイスの姿も、遮るものが

少ないので良く見る事が出来ます。

探鳥家にとっては、めったに姿を確認できない小鳥達の

姿を観察するには最適の時期となります。

落ち葉の降り積もった道を歩く楽しみも、この時期は格別の

ものがあります。

さらさらと音を立てる枯葉を蹴り上げながら歩くのは、子供

時代に帰った気分になり、楽しみの一つです。

しかし、枯葉の下に隠れている斜面や石などには注意が

必要で、特に石段などでは滑って転倒する危険が非常

高くなります。

今年は、森の落ち葉の季節も例年よりは少し早く終わって

しまいそうです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?





2009年5月7日木曜日

売れない自動車

花と青い花瓶  油絵  10号


4月も自動車の販売台数が大きく落ち込んでいます。

昨年度の4月度に比べて28.6%も販売台数が減ったと

記事になっていました。

関連商品で、数量が足らずパニックになっているのがETC

カードの搭載機です。

今時の時代に、長期間に亘って品不足を放置し、肝心の

ゴールデンウィークに間に合わず、お出かけをあきらめ

なければならない人が出るなんて考えられないととです。

高速道の1000円制度を導入する前に、必要な数量を予め

準備しておいて需要に備えた態勢を取っておけばよかった

のが、なぜこのように後手に回ったのかは、考えるまでもなく

相変わらずのお役所仕事です。

ゴールデンウィーク入りと共に、インフルエンザの外国は

避けて、国内へと繰り出した来るまで高速道路では、50

数キロにも及ぶ渋滞箇所も出る始末。

車が増えすぎても困ると言いたくなる渋滞振りです。

売れないといっても、求められている環境適応車は、税制や

補助金制度の導入もあって、トヨタや日産が前年同期比で

30%以上も販売台数を減らしている中、4%の増加を

記録したのは立派です。

今月には、各社も環境適応車を投入するので販売台数は

少しは持ち直すと期待されています。

裾野の広い自動車産業が持ち直さないと、雇用環境も

改善されません。

高速道路の渋滞は我慢しましょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?








2009年5月6日水曜日

豚さん も風を引きます

アンスリウム  油絵  10号



飼い犬がクシャミをして驚かされたことがありましたが

ある時には、鼻水をたらしていて、明らかに風引きである

ことが判ることもあります。

動物にとって風邪を引くことは別に珍しいことではありません。

とりわけ、鶏や豚のように非常に狭い空間の中に閉じ込め

られて居ると、風邪が移って行くのは当然でしょう。

もしその風邪がウィルスであれば、鳥の場合は鳥インフル

エンザに、豚の場合は豚インフルエンザとなります。

特に中国南部は新型インフルエンザの発生地として

以前から疫病学者からは注目されている地域でした。

底には、鶏と豚が共存している生活圏が広がっている

からです。

風邪のウィルスが鶏と豚と人の間を行き来している間に

ウィルスが混じり合って、新しいウィルスとなって、人から

人へ感染する型に変化して、新型ウィルスとして流行を

引起します。

今回の新型インフルエンザはメキシコの南部の養豚が

非常に盛んな地域で4月上旬に、豚から子供に感染した

ウィルスが人から人への感染の変異を備えた最初の

ウィルスではないかとされています。

日本でも、年間に数軒程度は豚インフルエンザが発生して

いることが確認されていますが、近年では多くても3件だと

報告されており、豚の死亡率も1%未満で、検査や隔離が

必要な家畜伝染病予防法の対象にはなっていません。

石破農水相は国内に飼育されている豚の健康検査を

実施し、豚インフルエンザが疑われる豚が居た場合は

全額国庫負担で検査を行う方針を明らかにしています。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?











2009年5月3日日曜日

インフルエンザに備えましょう

ヒマワリ畑  油絵  10号



風邪のシーズンになって、最も厭なことといえば、朝夕に

満員電車にすし詰めにされる車内で咳をされることです。

特に新型インフルエンザが発生してからは、会社などの

事業体がマスクを準備して従業員に配布し、通勤時に

マスクの着用を義務付けているところも少なくないようです。

ウィルスを仕事場まで持ち込まれると、業務が続けられ

なくなる恐れもあり、万が一に備えた対応にも、今までに

無い緊迫感が漂っています。

会社の玄関口にサーモグラフィーを設置して、外来客にも

発熱チェックをし、面談も2mほど離れて、マスクを着用して

行うなどの徹底している企業まで紹介されていました。

非常に重要な任務を帯びている人にとっては、インフルエンザ

感染で、業務が出来なくなった時の重大さを考慮すれば

当然、必要とされる対応でしょう。

家庭でも、先ずは新型インフルエンザに罹らないための

防御と家庭に持ち込まない備えと併せて、万が一患者が

家庭内で発生した時に備えて、食料品や日用品の準備

態勢を考えておくことが必要です。

噂や思い込みで行動をしないように、正確な情報を入手して

冷静な行動を取ることと、感染防止のためのマスクの着用

帰宅時などの手洗いやうがいの励行が求められています。

また、必要が無い限り人ごみに出かけないことが大切です。

少し寂しいゴールデンウィークになりそうですが、家の近くに

家族で出かけてお弁当を楽しむピクニックの良さを見直す

良い機会になるかもしれません。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?





新型インフルエンザ アジアへ

青い花瓶のバラ  油絵  10号





とうとうアジアまで新型インフルエンザが侵入して来ました。

幸に横浜の感染者は新型に感染していなかったことが

判り、国内の緊張感がやや薄らぎました。

1日明けて、香港で患者が確認されたかと思えば、疑いの

ある人が複数出ていた韓国で、感染が確認されて、いよいよ

アジアでの拡散が本格化しそうです。

国内への侵入に備えて臨戦態勢を取っていても、潜伏

期間内に網をくぐってしまえば手のつけようがありません。

既に身近な、日常的な生活圏にまでウィルスが侵入して

来ているとの認識で、最低限必要な手洗いや、うがいの励行と

マスクの着用、不必要な人混みへの外出を控えることが

先ず大切です。

更には、学校の閉鎖段階になってしまえば、籠城も覚悟

しなければなりませんから、2週間ほどの食料品などの

必需品の準備も考えなければなりません。

反面、少しホッとしたニュースでは国立感染症研究所の

田代センター長の、新型インフルエンザのウィルスは

感染力が強く、症状も重くなる可能性があるものの、インフル

エンザ治療薬のタミフルやリレンザなどの抗ウィルス薬に

治療効果があることが、細胞レベルでのテストで認められた

との談話があったことです。

昨年度までに、インフルエンザ治療薬として国や自治体に

3000万人分以上が確保され、備蓄されていますから、

早期発見、早期治療を確実に行えば、国内での深刻な

拡散は阻止できそうなことです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?









2009年5月2日土曜日

豚さんも戸惑っています

赤いアステイルベの花  油絵 10号


豚インフルエンザで人と物の移動にも影響が出ています。

一番の影響は、やはり「豚さん」でしょう。

世界一の豚肉の消費国中国やロシアは早々に輸入を

禁止しました。

日本では、輸入肉は生産工場で安全性に備えて厳密に

消毒されており、料理する時に過熱されるので安全だと

野田消費者行政担当相が強調しています。

メキシコ産の豚肉は使っていません、国産豚を使用して

居ますとかの不必要な表示をしたり、或いはメキシコ産の

豚肉を使用した豚テキをメニュウから外しますとわざわざ

公表する松屋フーズなどの行為は、消費者を惑わす行為に

他ならず、風評を生むことにつながるため取るべき行為では

ないことは誰の目にも明らかでしょう。

日本では豚肉の消費量160万トンほどのうち、約半分を

輸入が占めています。

このうち約7割が、アメリカ、カナダ、メキシコ産です。

豚インフルエンザの感染が広がっているこれら3国から

輸入を停止すれば、肉類を中心に日本の食材のバランスに

非常に大きな打撃を与えることになります。

人類にとって、重要な食材としての「豚」への過剰な影響を

避けるために、新型インフルエンザと呼び名を変えました。

昨年度で、メキシコからはFTA協定(自由貿易協定)の

締結後のため、大幅に輸入量が増えたとはいえ5万トン

程度ですから、停止となっても量的には大きな影響は

ないでしょう。