ここ１～２年で家の近くに野良猫のグループが
３ヶ所でたむろしている。
出入りがあるから総数では１０数匹にもなるかも。
道端で子猫がじゃれ合っているのを見ると、つい
可愛いさが勝って、小さいうちに処分を、とはなら
ないのはネコが持つペッとしての特権なのか。
収集日のゴミを荒らしたり、土を均して花や野菜を
植えると格好のトイレにされて、放置すると鼻を
突く強烈さを備えた悪臭に悩まされるなど、イヌ
以上に始末が悪い。
ノラ族のイヌやネコの行政による年間の殺処分は
２０万匹以上に上るが、うち１５万匹ほどがネコ。
ネコは生後半年ほどで妊娠が可能になり、年間
２～３回出産し、１回に３～６匹産むと言うから
環境が良ければものすごい繁殖力を備えている
ことになり、１～２年で大家族になってしまう。
中国の陝西省の5500～5300年前の遺跡から発掘
されたネコの骨の分析から、アワやキビなどの
穀類を食べていたことが判った。
貴重な穀類を食べさせていたのなれば、太らせて
食用にしていた可能性を備えている。
イヌの食習慣は朝鮮族を中心に中国東北部では
今も残っており、ネコは中国では時折ネコ料理店の
話題がでるが、ゲテモノ好きの日本人も少なくない。
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