中国共産党の直轄のメデイアである新華社が
国民の８億人余りが呼吸すら困難になったと
総括し、国が指導する応急対策は役に立たず
濃霧発生は常態化してしまったと論評。
党の中央も早急な改善に備えた有効な対策を
見いだせず、諦めてしまったかのような態度だ。
こううした無責任さで被害を受け苦しめられる
のは一般国民の側だ。
ＰＭ２．５の成分が備えて有害物質で、肺ガン
患者は増えるばかりで国民の不満は募る一方。
有害な濃霧は北京や上海などの大都市だけ
ではなく、全国１０４都市に拡大している。
２０１３年度には満足な排ガス除去機能が備え
られていない乗用車が２０００万台以上も新期
販売され、ガソリンの精製度も低いまま。
車は汚染物質を含む排ガスをまき散らしで走り、
世界の石炭需要の半分以上の量を工場や
家庭が燃やして、こちらも排ガスを吐き出す。
党が指導する都市化の促進は、大気汚染の
深刻化を助長するばかりだ。
基準値の８倍だ、１０倍だと汚染度合を競い、
ホワイトクリスマスがグレイクリスマスだと自嘲。
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