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2017年6月5日月曜日

奈良少年刑務所がホテルに

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
オオムギ



明治時代に建設されたロマネスク様式の

奈良少年刑務所がホテルに生まれ変わる。

明治41年(1908年)山下啓次郎設計に

よる千葉や長崎などと共に五大監獄の

一つとして建造された。

幕府直轄の奈良奉行所(現奈良女子大学)

北側に存在した奈良監獄が、聖武天皇の

陵墓間近に存在することはダメとされた。

移転先探しで二転三転した後、北東の

奈良山丘陵東部の奈良坂に決まった。

イスラム風のドームを備えた正門は

美しいロマネスク様式で人気が高い。

また、庇下部分などには、ロンバル

ディア帯の装飾を備えていることも

外観を一段と際立たせている。

イギリス様式の赤レンガ積みで、レンガ

建造物としても指折りの文化財だ。

老朽化などを理由に、取り壊しとなって

いたが、地元などの保存運動が実り

2016年7月に、法務省が今年度末で閉鎖

後、新たにホテルや博物館など民間が

運営する施設で保存・活用方針を発表。

5月26日に、ホテルとして2032年に

開業を目標に活用されると発表した。

網走監獄と同様に、放射状に広がる

5棟の長い監房棟などを備えている。

2017年2月に、建造物17棟が国の重要

文化財に指定されている。

100年以上にわたり、囚人たちが過ご

した部屋で見るのはどんな夢だろうか。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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