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2018年2月16日金曜日

トランス脂肪酸 日本人には影響少ない

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
花 火



タンパク質、糖質と並んで三大栄養素である

脂質は、同じ量当たりのエネルギーが大きい

ため、過剰摂取は肥満要因となり、生活習慣

病のリスクを高める。

そのため、飽和脂肪酸やある種の不飽和脂肪

酸には、食品からとる量の基準が定められいる。

トランス脂肪酸については、食品からとる

必要がないと考えられており、摂り過ぎた

場合の健康への悪影響が注目されている。

トランス脂肪酸をとる量が多いと、血液中の

脂質の一種であるLDLコレステロール(悪玉

コレステロール)が増える一方で、HDLコレ

ステロール(善玉コレステロール)が減少する。

農林水産省は、トランス脂肪酸による健康への

悪影響を示す研究の多くは、トランス脂肪酸を

とる量が多い欧米人を対象としたものであり、

日本人の場合にも同じ影響があるのかどうかは

明らかではないとしている。

生活習慣病の予防のための専門家会合(WHO

/FAO合同専門家会合)は、2003年に食品から

摂る総脂質、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸等の

目標値を定め、その中でトランス脂肪酸の

摂取量を、総エネルギー摂取量の1%未満と

するよう勧告している。

農林水産省は、2005~2008年(平成17~19年)に

実施した調査研究から、日本人が食品から

摂っているトランス脂肪酸の1人1日当たりの

平均的な量は、0.92~0.96gと推定している。

これは平均総エネルギー摂取量の0.44~0.47%に

相当することから、欧米に比べて日本人は

トランス脂肪酸の摂取量は大幅に低いため

特段の対応をする必要がないとして放置。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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