地球の表面積の２/３は海であり、この海が
我々人間社会が排出する炭酸ガス（ＣＯ2）の
１/３を吸収してくれる能力を備えている。
海がＣＯ2を吸収しなくなったら、地球環境の
温暖化は一気に進んで人類の滅亡も早まる。
気象庁の調査では日本の南の太平洋沖では
ＣＯ2が海水に溶け込みによる「海の酸性化」が
急速に早まっていると報告している。
過去３０年間のデータを分析で、酸性化を示す
水素イオン濃度が、１０年あたり０．０２程度づつ
酸性化が進んでおり、過去２５０年間ほどの
ペースに比べて５倍ほどの速さを備えている。
酸性化が進めば当然、海中の生態系にも大きな
影響が現れ、サンゴ礁などが白化で破壊されて
魚介類や海藻類の生息場が奪われることに。
海の酸性化が今後、課題として取上げられる
ことになりそうだ。
１１月１６日から地球温暖化防止に備えたＣＯＰ
１８日カタールで開催されたが、元総理が裏付けも
なくぶち上げた２０３０年までにＣＯ2排出２５％
削減の出来もしない目標を背負はされた日本の
立場は特に厳しい。
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