ニセモノ王国の中国では、特に気を付けなければ
ならないのが、イザトいう時の薬。
風邪薬を街中の薬店などで購入する時に、店頭
には日本製の薬にそっくりのデザインを備えた
箱が幾つも並ぶ。
一番高いのが日本製と判断すれば間違いが
ないと思うが、これが本物とは限らない。
外装箱だけではない。昨年は危険な成分を含む
カプセルが多量に摘発されている。
国内に流通するカプセルの３割が危険性を備えた
成分を含んでいたというから恐ろしい。
カプセルの中身は見えないから更に怪しい。
アフリカのタンザニアとウガンダで利用される
マラリアの治療薬の内。１/３が中国から輸入
されたニセ薬だという。
当局の調査では、マラリアの治療薬に止まらず
抗生物資や避妊薬の大半が薬効を備えていない
中国製の偽薬で占められているとされる。
中国への抗議に対して、中国大使館は「中国の
正規の企業から買い付けないからだ」と素気ない。
買う方が悪いのだということだ。
資源収奪の見返りが偽薬ということ。
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