今年２月１５日、ロシア南部チェリャビンスク州に
落下した隕石（チェリャビンスク隕石）を研究して
いるロシアの研究機関は、この隕石の出自は
地球と火星の間に存在する小惑星であって、
地球など太陽系が形成された過程の特徴を
備えていると発表した。
地球などと同様に太陽の周りを周回していて
約２億９０００万年前に、他の天体と衝突して
隕石となってロシアに落下したもの。
チェリャビンスク州の上空で爆発する前の大きさは
直径約１７ｍ、約１万トンの重量を備えた小惑星
だったと発表している。
九州大と熊本大などの研究チームが、２０１２年に
岐阜県などの地層で発見した２億１５００万年前の
隕石の痕跡について、落下時の爆発で飛散した
隕石の部分が当時の海底に堆積し、その後の
大陸の地殻変動で地表に出たものと判明。
カナダ・ケベック州にあるマニクアガン・ クレー
ターの隕石によるものとされている。 この隕石は直径が推定８Ｋｍもの大きさを備えた
巨大なもので、直径８０Ｋｍ以上のクレーターを
作ったと推測されている。
世界１位のクレーターはフレデフォート・クレーター。
２位はメキシコのユカタン半島に存在する有名な
チクシュルーブ・クレーターで直径約１６０Ｋｍ。
約６５５０万年前に落下し恐竜を絶滅させている。
３位がカナダ・オンタリオ州のサドベリー隕石孔。
１８億５０００万年前で直径２００～２５０Ｋｍと推定。
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