関電管内 原発のない厳しい夏に

備えよ常に！　備えあれば憂いなし

ラッパ水仙



２０１３年の夏は、大飯原発３、４号機の稼働で

計画停電もなく、節電要請だけで乗り切れた。

だが、今年は原発稼働の無い厳しい夏になる。

原子力規制委員会は、運転再開に備えた安全

審査を進めているが、大飯原発稼働再開審査に

必要な「基準地震動」の想定で、震源の深さが

４Ｋｍとしていたのを、３Ｋｍに見直す指摘が

出されたため、長期間の補強工事が必要に。

また、高浜原発も「基準地震動」の審査が進んで

いないため、今夏の稼働には間に合わない。

関西の一部地域で猛暑日が記録された６月

２０日関電管内の電力使用率は９２％に達した。

原発稼働停止で頼らざるを得ない化石燃料を

使用する火力発電への依存率は、昨年度は

約８８％と昭和４８年度の第１次石油危機当時の

約８０％を上回る水準になっている。

だが、全国の火力発電設備の２６．２％は、運転

開始から４０年以上経過した「老朽火力設備」で

信頼度を備えていない危なっつかしい設備だ。

関電管内だけでなく、北海道や九州電力管内

でも、厳しい需給状況にあり、老朽火力設備の

奮闘を願い、ひたすら暑さを凌ぐ努力を重ねて

節電に備えなければならない夏になる。

　備えよ常に！　備えあれば憂いなし 　

　健康と安心のメタボへの備えは？





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