世界８ヶ国にまで感染者が拡大したエボラ出血
熱の封じ込めに明るさが見えてきたようだ。
かっては、アフリカの風土病に考えられて、感染
予防のワクチン開発や治療法の開発・研究に
先進国は特別な努力をしてこなかった。
現地でも、発症者がでれば集落が全滅すれば
全て終結だとして、長年対応して来た。
未開地のこととなおざりにしていたのが、人の
往来が激しくなり、一気に感染が拡大して慌てた。
WHOは、10月31日現在、疑い例も含む感染者
数が1万3567人、死者数が4951人と発表した。
現在では死者数は既に5000人超になっている。
未だ危険性は残るものの、国連は11月13日に、
５５％の患者の隔離が実現したと発表し、また、
先進国6カ国で17人の患者が治療を受けたが
大半が全治しており、治療法に目途が立った。
専門家は、エボラは怖くないと言う。
素手で患者や患者の体液、汚物などに触れない
ように、手袋やマスクを正確に着用し、使用した
看護衣類などを防護した第3者が丁寧に脱がし
手洗いなどをインフル対策と同様に行うことだ。
アビガンの有効性も確かめられ、ワクチン開発も
進んでおり、封じ込めまであと一歩まで来た。
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