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2023年2月10日金曜日

韓国半導体企業の効率性1位から4位に下落

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
白   梅



韓国経済研究院は1月中旬、時価総額基準で

世界100大半導体企業を対象に、財務資料を

基に2018年から2022年までの5年間の効率性を

分析した結果をまとめ、[世界的半導体企業の

効率性と示唆点]と題する報告を発表した。

ここでの企業効率性は、総資産と売り上げ

原価などの投入に対する売上額・営業利益など

産出の相対的価値を意味する。

2018年に、世界1位だった韓国の半導体

メーカーの効率性が、2022年は台湾、日本、

米国に次ぐ4位まで下落したという結果が出た。

国別では、台湾と日本が75%、米国が73%、

韓国が65%、中国が59%の順で、韓国は4位に。

世界100大企業の平均値は67%で、韓国は

この平均値より低かった。

報告書では、韓国の半導体企業の効率性下落

原因を、半導体業況鈍化、メモリー半導体

価格下落などによる収益性悪化のためとする。

また、サムスン電子は投資インセンティブや

人件費などさまざまな分野で台湾のTSMCより

不利な経営環境に置かれていることも原因とする。

特に、韓国企業はシステム半導体製造過程に

使われる[高純度フッ化水素]が、2019年7月の

日本の対韓国半導体素材輸出手続き規制で、

文在寅が半導体企業に国産素材の使用を勧奨した

ことにより、韓国産や中国産に置換えた結果、

歩留まり率の急落を招いたことが影響するという。

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