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2023年7月4日火曜日

前立腺ガン 発見制度が高い[3つのPSA測定]

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ナ ラ ノ ヤ エ ザ ク ラ



PSAの値が上昇している原因が、ガンによる

ものなのか、或いは前立腺肥大症などに

よるものなのかを選別するのには[F/T比]に

よる判定が効果的。

F/T比の数値が高い時は、前立腺肥大症などに

よって数値が上昇している可能性が高く、

[がんの疑いを除外する]という意味で有益な

検査法と言える。

最近、ガンを見つけるために有効な検査法と

して注目されているのが、[phi(プロステート

ヘルスインデックス)]という指標を用いた検査。

phiPSAとは前立腺の上皮細胞から分泌される

タンパク質で、これがα―1アンチキモ

トリプシンというタンパクと結合すると

[PSA]、結合せずに自由に動いているものを

[フリーPSA]と呼び、通常のPSA検査は

その両方を検出し数値化している。[F/T比]

これとは別に、[プロPSA]と呼ばれる、PSAの

前駆体が存在し、これが多いとガンがある

確率が高いことが分かっている

そこで、PSAとフリーPSA、そしてプロPSAの

”3つのPSA”を測定し、特殊な計算式で

導き出した数値でがんの存在を判定する

手法が臨床導入され、2022年春に健康保険で

承認された。

だが、この検査を行うには3種類のPSAを

調べる必要があり、採血後早々に遠心分離と

いう処理が必要なため、全ての施設で可能で

あるとは言えない難点がある。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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