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2024年3月5日火曜日

野生化した豚 [スーパーピッグ]の脅威

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
梅林の花



カナダのアルバータ州、サスカチュワン州、

マニトバ州周辺では、野生化したが凶暴化し

日本のイノシシのような存在となり、住民の

間で脅威が広がっている。

野生化した豚は、土地や農作物を荒らし、

凶暴性も身に付け、病気をまん延させる

危険な存在の動物だ。

スーパーピッグの増加の発端は、1980年代、

カナダ政府が畜産農家にイノシシの飼育を

奨励したことに始まる。

2001年頃に畜肉市場が崩壊し、不満を抱いた

畜産業者がイノシシを柵から放ったため

野生化し、増殖が制御不可能となった。

野生の豚は賢く、かつ順応性があるため

カナダの厳しい冬を生き抜く力を備えている。

また、雌豚は1度に6頭の子どもを産み、

年に2回出産することが可能だ。

このため、雪だるま式に増えて、カナダ国内で

6万2000頭の観測を記録。

アメリカ農務省によると、野生豚は少なく

ともアメリカ国内・35州で報告されており、

合計600万頭と推定。

農作物に年間約25億ドルの被害を与えている。

アメリカは北部国境沿いの監視を強化し何とか

侵入を食い止めようとしているが、現状では

完全に食い止めることは困難と予想される。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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