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2012年4月3日火曜日

森林への影響 長期化を懸念 木質部にも浸透

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
カンバスと静物




福島第一原発の事故発生から1年余り。

未だ、多くの人が避難生活を強いられ、中には

高濃度汚染により帰宅の望みを絶たれた人も。

早期帰宅に備えた田畑や住居の除染作業も

本格化しているが、手付かずになっているのが

山林に対する取組み。

最近公表された状況では、落ち葉には相当の

濃度のセシウムが存在している。

福島第一原発から西におよそ10キロ地点の

山林の地上1mで1時間当たり38マイクロシー

ベルト(μs)、北西におよそ25キロ地点で

30μsと、国が進める除染作業に備えた基準の

130倍以上もの濃度でセシウムが存在する。

昨夏に行われた調査では、南西に30キロ地点の

落ち葉1Kgからは、34万ベクレルの放射性セシ

ウムが検出されており、またスギ花粉を放出する

雄花からは25万3000ベクレルが検出されていた。

3月のこの時期には、セシウムを含んだ花粉が

風に乗って遠くまで飛散しているが、空中に広く

拡散されるため内部被曝の恐れは少ないと言う。

木材の内部の木質部からも1000ベクレルを

遥かに超える数値で検出されており、木材の

利用にも支障が出ることになる。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし
 
 健康と安心のメタボへの備えは?







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