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2014年6月4日水曜日

薬をジュースで飲むのは要注意

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
フ ジ 黒龍



薬は食後に飲むように指定されている場合が

v 多いが、わざわざ湯や水を準備することが面倒

くさいとお茶やコーヒーで飲むことが多い。

むしろ毎日、毎回お茶で飲んでいる。

降圧剤の服用に関して、グレープフルーツを

摂取することは避けるようにと注意書きがあった。

深く理由を考えていなかったが、グレープフルーツ

にはフラノクマリン類という成分が含まれており、

これが小腸に達した薬の分解・吸収量を多くする

働きをするだけでなく、小腸粘膜に吸収された

薬を再び腸管内に戻す働きをするP糖蛋白という

物質の働きも阻害することが分かってきた。

グレープフルーツは降圧剤の吸収を高める働きを

備えているため、摂取を避けることが必要だ。

また、逆にある種の降圧剤に対しては吸収を

阻害して働きを弱める場合もあり、高血圧患者に

とって、グレープフルーツは天敵だ。

高血圧患者に対してだけでなく、花粉症などの

抗アレルギー剤を服用する患者にとっては、

オレンジやリンゴのジュースで薬を服用すると

薬剤が正常に吸収されないことがあるため、

特に果物ジュースで薬を飲むことは止めることだ。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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