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2016年4月8日金曜日

薬が効かない細菌の感染者年間1321人

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
氷室神社



国立感染症研究所は 2014年9月から1年間に、

あらゆる細菌に対する効果を備え、抗菌薬の

切り札とされているカルバペネムが効かない

腸内細菌(CRE)の感染者が1321人に上ったとする

調査結果を発表した。

CRE感染症は14年9月から医療機関に報告が

義務付けられて、実態が初めて明らかになった。

CREは、人の腸内にいる大腸菌などが薬に耐性

獲得したもので、健常人には問題はないが、免疫の

働きが衰えた高齢者などが感染すると重症化し易い。

もし、CREが血液に入って敗血症を起こすと有効な

抗菌薬がないため、死亡率は5割と非常に高い。

1321人のうち8割近くが65歳以上の高齢者で、

病院などでの院内感染によるものが3割以上を

占めており、2015年には佐賀県や長崎県の病院で

集団院内感染も発生している。

症状では、尿路感染症や敗血症、肺炎などが

多く、うち52人が死亡している。

抗生物質の生産量や使用量で群を抜く中国では

濫用が甚だしいため、中国国内では、現在、最強の

抗生物質のポリミキシンにも耐性を備えたスーパー

細菌が見つかっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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