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2022年8月11日木曜日

中国 7月住宅販売約4割減 11ヶ月連続減少

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
大 賀 ハ ス  神苑



中国の不動産バブルは破裂し、取り返しが

効かない領域にまで入り込んでしまった。

7月の住宅販売は、39・7%の落ち込み。

これで、前年の同月比でf連続11ヶ月間の

マイナス続きである。

中国のデベロッパーは、広大な土地の使用権を

地方政府から買い取り、ここに日本で言う

住宅団地の建設計画を立てて、高層住宅の

間取りや仕様の青写真を用意して売りに出す。

住宅の立地状態の模型やスケッチで魅力的な

完成予想状態を知らせて、客に売りつけ、

先ず頭金を契約金として受け取る。

さらに、完成予定の姿図の住宅にローンを

組ませ、この時点で販売完了となる。

この資金を以て、住宅建設に取り掛かるだけで

なく、次の開発計画の土地取得を行う。

銀行からも借り入れ可能限度一杯に借入を

行い、建設能力以上過剰債務と販売能力以上の

過剰在庫を抱えたところに、危機感を覚えた

当局による債務限度規制が行われ、資金繰りに

窮することになった。

建設工事が止まり、青写真の購入住宅に対する

住宅ローン支払い継続を続けて来た購入者も

次々と支払いを中止する事態となり、一気に

バブルが爆発状態に。

政府当局は、支払い猶予を認める方針を

ほのめかすが、建設工事を継続する資金がない。

契約済み分の完成・引き渡しには、国家の

GDPの1・3%分の資金投入が必要だが、中国の

GDP成長予測は2%ほどだから、国が支援が

できる訳がない行き着くところまで突き

進んでしまった。

既存住宅の価格も下落が始まったとされ、

多数の住宅を保有する共産党幹部連も、転売

することもできず、顔色が変わって来たという。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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