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2022年8月13日土曜日

命に係わる暑さが続く「節電してください」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
塔 頭 の ハ ス



今年の夏は、ラニーニャ現象の影響で、例年

以上に暑い夏になるとの予測はされたが、

6月25日に伊勢崎市で、40・2℃という6月と

しては過去最高の気温を記録。

8月に入って、関東から西日本の各地で連日の

猛暑に加え、熱帯夜が続く。

上旬には、早々と東京で観測された猛暑日が、

1995年と2010年の13日を超えて過去最高を更新。

TVなどでは繰返し、日中は外出を避け、無理な

運動を行わず、適切に冷房の使用をと呼びかける。

コロナウィルス感染者数が、連日20万人を

超え、各地で過去最多更新を繰り返す中での

猛暑、外出する気など起らぬ日が続く。

籠り日が続くとなると、クーラー使用による

電力不足と電気代のこと。

だが、政府は全国に向けて、7年ぶりとなる

節電を呼び掛けている。

理由は、2017年度からの5年間で、政府の

指導の下で火力発電所の廃止や運転休止が

相次ぎ、新たに稼働した分を差し引いても、

供給力がおよそ1600万キロワット減少している。

西欧の環境政策の流れに感化されてか、再生

可能エネルギー邁進政策の結果、太陽光や

風力発電を重視するようになり、2021年以降に

発電を始める予定だった主な発電所で建設が

中止となったのは13基、合わせておよそ

1000万キロワットにのぼっている。

太陽光や風力による電力供給の不安定さを

バックアップするために欠かせないのが、

原始両区や火力による発電。

守りを忘れたお粗末な結果が、経産省による

発電事業者に対し、電気事業法に基づく供給

命令発出。

事業者の言い訳は聞かず、先ずは電力需給

逼迫克服のため、国が出力増を命令。

更には、官房長官が無駄な電機は消しましょう、

冷蔵庫にはモノを詰め込み過ぎないように、

などと子供や主婦に節電方法について説明し、

月に3%節電できた良い子、家庭には数十円の

ご褒美を出すという節電奨励政策。

国民の命に係わる基本的なことを見通せず

やるべきことをやらず、子供だましの愚策で

不手際から国民の目を逸らそうとする徒。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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