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2022年8月22日月曜日

中国で新ウイルス[狼牙ヘニパウイルス]感染者

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




中国やシンガポール、オーストラリアの国際

研究チームが、中国で新たなウィルスに感染

している患者が35人見つかったと、8月4日に

米医学誌で発表した。

中国山東省や河南省で、35人の農業従事者が

動物由来とみられる新たなウイルスに感染して

いることが確認された。

感染者の一部の患者は、重症化して肺炎や

血小板減少症などの症状を発症したが、

ヘンドラウイルスやニパウイルスの症状とは

かけ離れていて、死亡したり集中治療室

(ICU)に入院したりした患者はいなかった。

患者同士の濃厚接触や共通する感染歴など、

人から人への感染をうかがわせる痕跡がない

ことから、狼牙へニパウイルスの感染は散発

だったと研究者は見ている。

感染源の究明調査で、患者の居住地で家畜

などを調べた結果、少数のヤギや犬が過去に

このウイルスに感染していた可能性がある

ことが判明。

わなにかかった小型野生動物の検査を行った

ところ、2種のトガリネズミで71例の感染が

確認され、トガリネズミが感染源だった

可能性があることが分かった。

だが、ヒトへの感染経路などは未だ不明。

ウイルスは[ランヤ(狼牙)へニパウイルス]と

名付けられた。

宿主は[トガリネズミ]とみられており、口先が

とがっていることから、この名称が呼ばれ

分類はモグラに近く、日本にも生息している。

今回の発表を行ったチームの新型感染症に

詳しい研究者は、狼牙へニパウイルスについて、

未知の病原体が大流行を引き起こす現象の

再来につながる可能性は低いとしながらも、

[このような動物由来感染症が波及する出来事は、

私たちが考えているより頻繁に起きている

ことが裏付けられた]と語っている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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