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2022年8月20日土曜日

野生鳥獣の食肉「ジビエ」の危険性に注意

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
バ ン ビ   奈良公園



家族や友人と共に過ごす、夏休みの楽しみは、

何といってもバーベキューだろう。

最近は、野生のイノシシやシカの肉を手軽に

入手することもできるようになって、焼き肉の

対象に幅が広がって来た。

消化器関係の専門家は、流行のジビエ(野生

鳥獣の食肉)料理での危険性について警告する。

生食は絶対に避けること、また、焼き肉では

十分に火を通してから食べることを忠告。

また、調理器具の扱いも注意が必要だとする。

ジビエには、E型肝炎ウイルスが潜伏している

ことがあり、もし急性肝炎の一種であるE型

肝炎に感染すると、肝臓に激しい炎症が起こり、

肝臓が肥大して肝臓を覆う肝被膜が伸びる。

そのため、右脇腹から背中にかけての激しい

痛みを覚えることになる。

「急性肝炎では、採血による肝機能検査の

AST(正常値=8~40IU/l)やALT(正常値=

5~35IU/l)が、一時的に2000~3000IU/lに

上がるほど激しい炎症を起こすことがある。

一過性の症状で、暫くすると正常値に戻るが、

まれに劇症肝炎を発症することがある。

劇症肝炎は急性肝不全とも呼ばれ、激しい

炎症で肝細胞が壊死て肝機能が急激に低下する。

急性肝不全に陥ると命に関わることになり、

ジビエには大きな危険性が潜む。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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