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2023年9月20日水曜日

中國 EV大量廃棄で広大な[EV墓場]が出現

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
フ ジ 春日大社



近年、中国の大都市周辺地域に広大な敷地を

持つEV墓地が出現するようになった。

大きい墓地では、被葬車は40万台に上る。

EV普及に力を入れていた政府は、補助金を

出して、カーシェアリングやリース方式で

普及を促進し、個人の購入拡大につなげる

政策を取った。

2019年には、およそ500社のカーシェアリング

サービス会社が存在したが、補助金打切りで

倒産や廃業が相次ぎ、行き場を失ったEV車が

大量に廃棄される事態になった。

自転車に比べて厄介なのは、取付られている

バッテリーの腐食による環境汚染。

バッテリーには、コバルトやニッケル、マン

ガンなどの重金属が使用されており、腐食に

より土壌や水、大気汚染を招く。

更に、有害物質のフッ化水素の発生も起る。

津城のバッテリーの耐用年数は5~8年とされ、

既に耐用年数が過ぎ、腐食も始まっている。

政府は、EV普及の号令をかけたものの、その

後のリサイクルや回収、分解処理策などは

放置したままで、造りっ放しの結果だ。

EVを巡っては、北京市の大洪水で、多数の

EVが水没したが、コストの6割を占める

バッテリーやモーターとそれらを電子制御

するシステムの水濡れによる故障問題。

バッテリーを始めとする電気系統の水濡れが

原因となった発火事故の多発がある。

水没していても、稼働させれば全損対象と

ならず、水濡れの場合は損傷の確認が重要に。

また、EV修理の技術者が圧倒的に不足しており、

修理工場も少なく、受け入れ体制が未熟の

ままであることも問題化している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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