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2024年8月21日水曜日

致死率の高いエムポックス アフリカで感染拡大

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ウ ツ ギ



l 世界保健機関(WHO)は、アフリカ中部の

コンゴ民主共和国を中心に近隣のブルンジ、

ケニヤ、ルワンダ、ウガンダの4カ国に

これまでより致死率の高いエムポックス

(サル痘)ウィルスの変異株による感染が

拡大しているとして、8月14日に[国際的に

懸念される公衆衛生上の緊急事態]を宣言。

WHOによると、コンゴ民主共和国では

これまでに1万4000を超す症例が確認され、

511人が死亡した。

[エムポックス]ウィルスに感染すると、発熱や

発疹、頭痛、筋肉痛、背中の痛み、倦怠感、

リンパ節腫大などの症状が出る。

エムポックスウイルスは、クレードIとIIに

分類され、コンゴでは現在、重症化率や致死率の

高いクレードIbが流行している。

米疾病対策センター(CDC)によると、2022年から

世界各地で報告されるようになったウィルスは

クレードIIで、コンゴでは2023年1月以来

確認されたクレードIの感染が疑われる症例は

2万2000例を超え、1200人が死亡している。

24年は上半期だけで、23年1年間に匹敵する

症例が報告されている。

WHOは、14日に感染がアフリカ以外にも

広がるおそれがあるとして宣言を発したが、

15日、スウェーデンの保健当局は、国内で

感染が確認されたと発表。

WHOのテドロス事務局長は[アフリカの中、

そしてアフリカ以外でさらに広がるおそれが

あり、憂慮すべきだ]として、感染拡大を

抑えるため、各国が協調して対応する必要が

あると訴えた。

日本でも、アフリカの流行地域にいた人は、

発熱などの症状がある場合は、エムポックス

感染を疑って医療機関で検査をうけることを

呼び掛けている。

感染後の、潜伏期間は5~21日とされている。

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