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2024年9月4日水曜日

マイコプラズマ肺炎 8年ぶりの大流行

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
大王埼灯台 大平洋



l 子供が感染することが多い[マイコプラズマ

肺炎]の患者が、2016年以来となる大流行。

国立感染症研究所のまとめでは、24年は

マイコプラズマ肺炎の患者の報告が急増して

おり、8月11日までの1週間に全国500か所の

医療機関から報告された患者の数は1医療機関

あたり1.14人となり、大流行となった2016年

以来、初めて「1人」を超えた。

都道府県別でみますと、多い順に

▼大阪府で3.72人

▼福井県で3.5人

▼岐阜県が3.2人

▼東京都では2.12人

▼愛知県では2.07人

マイコプラズマ肺炎に感染すると、乾いた

せきが長く続くことが特徴であるが、感染から

発症までの潜伏期間が2週間から3週間と長く、

いつ感染したかわかりづらいほか、症状が

出ても風邪だと思って出歩く患者も多いため、

[歩く肺炎]とも呼ばれている。

マイコプラズマ肺炎は、[肺炎マイコプラズマ]と

いう細菌に感染して起こる呼吸器の感染症。

厚生労働省の報告では、例年、報告される

患者のおよそ80%は14歳以下だという。

感染すると、発熱や全身のけん怠感、頭痛、

せき、皮膚の発疹などで、中でもせきは熱が

下がったあとも数週間続くのが特徴。

感染経路は、飛まつ感染と接触感染が中心で、

学校や保育園、幼稚園など集団で過ごす場面で

流行しやすいとされていり、今回の流行では

夏休み明けの感染急拡大が懸念されている。

専門家は、治療について、感染しても軽症の

場合は自然に回復するが、症状により抗菌薬に

よる治療を行うこともある。

だが、およそ10%のケースで肺炎を起こし、

重症化すると入院が必要なことがあるほか、

心筋炎や脳炎などの合併症が起きることもある。

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