l 古来日本の歴史は、地震の被害と共に刻まれ、
語り継がれ、記録されて来た。
国内で発生した最も古い地震記録は何時か?
最古の地震記録が日本書紀に在る。
日本最古の地震記述は、日本書紀の允恭天皇
5年(416年)7月14日の項に記されている。
[地震]と書いて[なゐふる]と読んでいたが、
地震の内容など詳しい記述はない。
具体的な内容の記述がある最初のものは推古
7年4月27日、(599年5月28日)の大和の地震。
飛鳥京のある大和を中心に大きな被害が
発生したとあり、詳細の記述はない。
建物がことごとく倒壊し、神に祈ったとある。
更に詳しく記録されたのが天武天皇13年
10月14日(684年10月14日)夜10時ごろに発生
した大地震で、白鳳地震と呼ばれている地震。
諸国の社寺や倉などが倒壊し、多数の人が
犠牲になったとし、道後温泉の湧出が止まり、
土佐で地盤沈下による海水侵入、多くの船が
大津波で流されたなどと記されている。
南海トラフの巨大地震による被害が具体的に
記された最初の記録とされる。
この白鳳地震以降、今日までの約1340年間に
発生した巨大地震の記録は残されて来ている。
研究者の分析では、南海トラフを震源とした
地震の発生は13回ある。
およそ、100年に一度は巨大地震が発生し
続けて来たことになる。
ここから判って来たことは、13回のうち
8回は、東海地震が発生してから、誘発された
ように南海トラフでの地震が発生していた。
このことから、当初、政府は東海地震の
予知研究のために巨額の予算をつぎ込み、
[地震ムラ]を形成させ、ムラは今も繁栄する。
. 備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿