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2010年7月7日水曜日

苦難が待つ外国人介護士

子供達の四重奏  油絵  10号






外国からの看護師と介護福祉士の受入窓口は、厚労省の

傘下の国際厚生事業団(JICWELS)が当ります。

名称通り厚労省の事務次官の天下り先です。

看護師と介護福祉士(介護士)の受入を希望する病院は

2名以上を事業団に申し込みます。     


しかし、受入を希望しても病院側には事前に面接も話合も

許されず、事業団の手で派遣者が割り当てられてきます。

本人が備えている適性や能力などは受入れてからで

ないとわからず、また、やって来る方も、働く環境や待遇など

現場に入らないと判らないために相互に大きな不安材料を

抱えたままのスタートとなります。

更に、受け入れ側は、斡旋手数料や語学研修期間の

費用として、一人当たり60万円を負担し、国際事業団に

手数料として16万円を支払わねばなりません。 


給与についても日本人と同等のベースで支払わねば

ならず、一定期間は日常会話や現場でのトレーニングに

日本人スタッフが指導に当る必要があります。

更に厄介なのは、3年後に日本の国家試験である

介護福祉士の試験に合格する必要があることです。

もし、不合格であれば、以後、国内での就労は許されず

帰国しなければなりません。

最近の合格率は2人に1人といわれている難関です。

日本語を学び一定の漢字の理解力を備えていなければ

答え以前に、問題が判らない事になってしまいます。

右下肢と書かれていて、これを右足と理解する能力が

最低必要なのです。


 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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