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2010年7月22日木曜日

幻の魚 ニシンが山陰沖に

子供達の音楽会  油絵  10号




100年前には田畑の肥料にまで用いられたニシン。

このニシンが北海道の沿海から突然姿を消してしまい、

今では、統計に表れぬほどに減少し、市場のセリにも

掛けられぬほどにまで漁獲量が減ってしまっている。

ニシンにも種類があって、北海道周辺の種類とは異なる

DNAを備えた種類が、サハリンやカナダ沖などに生息する。

水深が200mほどの冷たい水域に生息しているが

最近になって、山陰沖で、網にかかる事が多くなり

年々、少ないながらも量が増えて話題になっている。

水産庁の報告では、05年ごろから獲れ始めて、06年に

3トンと統計に表れて、08年には20トン余、09年には

55トンまでに増加している。

DNA検査では北海道沖の種類と同じDNAを備えている

ことがわかり、三陸沖と北海道沖の間には、ニシンの

生育に適した環境をそなえた海水流でつながっている

のではないかと想像されている。

北海道ではニシンの繁殖に備えた藻場造りなども

積極的に行なわれており、少しずつ成果が見られるように

なってきているが、カっての湧くほどの漁は期待できないと

しても、日本海沿岸で広範囲に安定的な漁が出来るように

なれば、漁業資源が枯渇に向かっている時代には朗報だ。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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