ページ

2010年7月2日金曜日

急がれる看護師対策

山の黄葉  油絵  10号




日本の病院の7割が看護師の不足を訴えていますが

毎年増え続ける看護師の必要増に追い付かないのが

現状です。 
       
09年度には8万人の需要増が予測されています。

こうした所から、絶対数の不足に備えて、海外から看護師を

招く対策も採られており、今年、介護師と共に、フィリピンと

インドネシアから、第一陣がやってきました。

しかし、日本看護協会は海外からの積極的な受入には

消極的で、先ず、55万人いる退職者や求職者を積極的に

復帰させるべきだとしています。

看護の経験を備えているOBを復職させることは良いの

ですが、現場では医療看護のレベルが日進月歩で進んで

いるために、即戦力として活用するには問題が多いようです。

看護師にとっては、診療科目によって労働強度に大きな

差があることも問題です。

小児科や産婦人科では、休むに休めない勤務態勢となる

ために嫌われることがあります。
       
また、都市近郊では、どうしても勤務条件の良い都市部の

病院へ流れる傾向が強く、都市周辺や僻地では看護師の

確保に苦労が多いようです。

政府は看護師の研修開始の助成費を予算化しましたが

前年度は総額は、僅か7200万円のみでした。

役人の天下りのために、不要不急の基金に巨額の

補正予算を組むのなら、その前に成すべき事があるでは

ないかと、つくづく腹が立つ医療政策です。

0 件のコメント: