母乳で感染する白血病

青い山と赤い花畑　　油絵　　１０号




母親がＨＴＬＶ－１と呼ばれるウィルスを持っている

保菌者（キャリア）であると、授乳を通じて母から子供に

「成人Ｔ細胞白血病」と呼ばれる白血病や重度の足の

麻痺症状を起こさせます。

特に九州を中心に全国で１００万人のキャリアいると

され、毎年１０００人が白血病で亡くなっています。

ＨＴＬＶ－１ウィルスに感染した子供は、成人した後に

発病するという非常に長い潜伏期間を備えている

厄介な病気です。

現在のところ有効な予防手段が見つかっていないため

菅総理大臣は早急にＨＴＬＶ－１ウィルスに対する

研究と正しい認識に備えた啓蒙運動を行い、感染予防に

備えて、妊婦を対象にした抗体検査やカウンセリングを

全国一律に実施するように指示を出しています。

既に非常に多くの感染者が存在しているだけに、差し

迫った問題であるため、一刻も早く予防と治療に備えた

対策を講じる必要があります。

　「備えよ常に！　備えあれば憂いなし」ですね。
　
　健康と安心のメタボへの備えは？




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