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2011年8月10日水曜日

窓開けて昼寝もできぬ蝉の声

凱旋門のある通り  油絵





季節は立秋ながら、朝から容赦なくギラギラの

熱線が降り注ぎ、クマゼミが大合唱。

7月初めの早朝の森は静けさが支配していて

物悲しさを備えたヒグラシゼミの声を耳にすると

晩夏の空気を感じた。

森の奥のお堂で休んでいると、何時ものように

森の中を這って来るような春ゼミの合唱。

右手から波が押し寄せて来て、1分ほどすると

引いて行き、間を置かずに左側の組の合唱が

這い上がって来る調和性を備えている。

見えない指揮者が操っているような合唱だ。

今年はクマセミの鳴き声も少なく、例年より遅い

ように思っていたが、7月も末になると昨年に

劣らぬ大合唱が7時前からスタートしだした。

節電でクーラーを入れずに窓を開ければ熱風と

クマゼミの攻撃に晒され、昼寝どころではない。

このクマゼミが温暖化が進むにつれて関西から

北上し、今では太平洋側では福島県南部まで

侵攻して居るのではないかと思われるが、この

夏だけは、合唱自粛を願いものだが。

 
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