インスリンの作用の低下や分泌量の減少により
血糖値が上がることで発症する糖尿病には
恐ろしい合併症があることで知られている。
一つは失明に至る網膜症だが、その他糖尿病性
腎炎では蛋白質が排出されて人工透析が必要に。
また、血液が濁り、ドロドロになって血栓を起し、
脳梗塞などを引起す原因になる。
老齢化と共に糖尿病になる比率が高まるが、
同時に骨折するリスクの高まりが指摘されている。
インスリンは、骨を造る骨芽細胞を増やす働きが
あり、また骨に欠かせないカルシウムを吸収する
働きを助ける活性型ビタミンＤの生成にも関わり
骨に柔軟性を持たせるコラーゲンの劣化を防ぐ
ことにも寄与するため、糖尿病になると骨粗しょう
症になり、骨折する可能性が非常に高まることに。
さらに、網膜症になり視力が低下し、知覚障害で
足元が危うくなれば転倒するリスクも高まる。
日本の成人の４人に１人は糖尿病か、その予備
軍であるため糖尿病に罹らぬ努力が欠かせない。
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