ブラジルのワールドカップ出場に備えた出場
選手の選考結果発表も終り、日本国内では
日々期待が高まる。
だが、ここまで来て、本当に開催できるのか、
との不安が日増しに強まる事態が起っている。
開催日は６月１２日。 通常の建物の工事では
遅くても内装工事も終り、落成確認に備えた
ダメ仕事や外部の外構工事の段階だが、なんと
未だ屋根もスタンドも出来ていない現場が写し
出されているし、開会１ヶ月を切った５月１５日
には全国５０都市でワールドカップ開催反対の
大規模なデモが繰り広げられ今後も続くという。
開会が近付くにつれてデモが拡大し、大規模化
する可能性もあるというから大変な状況だ。
サッカーが国技とも言えるサッカー王国で、これ
ほどの反対運動が起こるとは信じ難いが、原因は
ルセフ大統領の経済政策の失敗や苦し紛れの
空約束への連発に低所得者層などの反発だ。
デフレ脱却に備えた誘導政策によるインフレ
進行に苦しむ庶民が、大会につぎ込む資金を
物価や福祉対策に回せと要求した昨年６月の
１００万人デモに対して改善を約束をしたものの
一向に成果が現れないことへの批判デモなのだ。
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