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2016年2月12日金曜日

PM2・5の飛来予測精度の大幅向上

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
エ リ カ



発がん成分などを備えたPM2・5を含む粒子状物質

「エアロゾル」の飛来は、中国経済が減速したからと

言って減ることはない。

不景気で、発生源の工場では構造改革が進まず

安価な劣悪石炭の使用を切り替えることはない。

北九州だけでなく関東地方にまで「エアロゾル」の

飛来地域が広がっているため、自衛に備え

早期飛来予報が欠かせなくなって来ている。

現在、シュミレーションが行われ、シミュレーター

「SPRINTARS」で公開されているが、中国当局の

統計データーに基づき、中国国内の石油や石炭の

消費量などから、PM2・5の排出総量を推計して、

計算モデルに当てはめて推測している。

2015年7月に運用が始まった、ひまわり8号は

ひまわり7号に比べ、可視光線や遠赤外線の観測

性能が大幅に向上し、赤・緑・青の光の3原色を

それぞれ観測できる分析性能を備えている。

このため、雲とエアロゾルの塊を容易に識別する

ことが可能になった。

「SPRINTARS」を運用している九大応用力学研究所は

ひまわり8号を活用して、宇宙航空研究開発機構

(JAXA)や気象庁気象研究所、国立環境研究所と

共同で、エアロゾルモニタリングシステム開発に

関する研究に着手した。

システムが完成すれば、PM2・5の飛来予測精度が

大幅に向上すると期待されている。

PM2・5や黄砂など、粒子状物質「エアロゾル」の

飛来は、冬は寒冷前線が日本を横断した前後に、

春や秋は移動性高気圧が日本周辺に張り出した

場合などに高濃度状態が続くケースが多い。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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