10月15日、ポルトガル中部から隣接する
スペインの北西部ガリシア地方にかけて
大規模な山火事が発生し、17日までに合計
41人が死亡、70人以上の負傷者を出した。
スペインでは、今年6月にも大規模な山火事が
発生して、60人以上が死亡したばかりだった。
15日は、欧州各地で気温が上昇し、スペイン
でに平年を13度上回る36度、オランダでも
10月中旬として記録的な25度を観測した。
16日には、ハリケーン｢オフィーリア｣が
アイルランドを直撃した。
気象機関(WMO)は、記録上では大西洋で
最も東まで進んだ大型ハリケーンと発表。
WMOによると、この時期の大型ハリケーンと
しては1939年以来、最も北に到達したハリ
ケーンであり、この時期の発生が珍しい
だけでなく、またここまで東方に達したのも
非常に稀な現象だと指摘している。
ハリケーン｢オフィーリア｣の大西洋上の
北上に伴い、欧州各地に高温をもたらして、
スペインやポルトガルの大規模な山火事の
原因になったとしている。
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