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2018年10月20日土曜日

韓国経済 機関車の財閥が失速

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
酔 芙 蓉



韓国では、大企業は増々大きく、肥大化する

傾向は止まらず、2017年には売上高上位10社の

韓国GDP比で44・3%に相当する金額になった。

2015年には、41・5%だったものが、2年間で

2・8ポイント上昇している。

同様の比較では、日本の場合は24・6%、また

米国の場合は11・8%に止まる。

2017年に、財閥上位10グループが生み出した

収益の総計は、2017年の韓国の国民総生産

(GDP)の2/3、66%に相当する偏重さだ。

だが、巨大な経済力を備えた財閥が雇用者

比率は韓国人労働者の7%に過ぎない。

最大企業のサムスン電子の2017年の売上高は

2242億ドルで、GDP比14・6%を占めており、

2位の現代自動車が売上高902億ドルでGDP比

5・9%を占め、両社だけで20・5%を占める。

しかし、文在寅は財閥改革に備えた施策を

繰りだし、4割も存在する非正規雇用者の

正社員化や最低賃金引上げを進める。

2017年上半期の営業実績では、12月決算の

500社余りの企業の営業利益は前年同期比で

8・6%プラスと順調そうだが、巨大な収益力を

備えているサムスン電子を除けば伸びは僅か

0・2の伸びに止まり、純利益は7・3%の減少。

2位の現代自動車は、大きく落ち込んで37%の

減少で、営業利益で金利を支払える限界に

まで業績が悪化している。

サムスン電子も、スマホや半導体の伸びが

頭打ちで、今期下半期から業績が落ち込むと

され、機関車が失速する韓国経済は、来年は

黄信号から赤信号に変わりそうだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  健康と安心のメタボへの備えは?










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