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2020年6月13日土曜日

塩分過多により心不全の症状に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
講堂跡 東大寺



塩分過多が、高血圧につながることは良く

知られており、メタボ対策でも、塩分摂取量の

減少が指導される。

高血圧だけでなく、心臓、腎臓、胃などにも

悪影響を及ぼすと専門医は指摘する。

まず、塩分をとり過ぎると、血中のナトリウム

濃度を一定に戻すために血液量が増え、心臓や

血管に負荷をかけることで血圧は上がる。

これを放置すれば、高血圧症になり、心不全の

引き金にもなる。

「高血圧では心臓の左心室が肥大して、

『HFpEF(ヘフペフ/拡張不全)』を起こし

易くなる。

左心室の収縮は良好なのに、心臓から出る

血流が悪くなり、心不全のような状態になる。

心臓は、上が心房、下が心室の左右計4つの

部屋に分かれている。

健康な心臓は収縮することで、心臓の左上の

左心房から左下の左心室に血液が送られ、

さらに左心室から大動脈へ送り出されて

全身へと血液が運ばれる。

だが、高血圧で左心室が肥大して[ヘフペフ]に

なっていると、心臓が膨らんだときに血液を

上手くためることができなくなる。

心臓の収縮・拡張の動きは良好でも、左心室

から送り出す血液量が減り、血液量が減る

ことで心不全のような状態になるのだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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