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2020年6月25日木曜日

中国東北部でもイナゴの食害が発生

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ナラノヤエザクラ



2019年にアフリカ東部で猛威を振るった

サバクトビバッタは、アラビア半島を北上し

更にペルシャ湾を越えてアジアに到達した。

インドでは、既にバッタによる食害被害が

深刻化しているが、第2波の大群がこの夏

にもインド西部諸州を襲うとされている。

このバッタの大群が、中国にも侵入すると

して、雲南省など侵入口にあたる地域では、

防御に備えた体制性が整えられている。

こうした中で、サバクトビバッタではない

イナゴの仲間が、東北部吉林省と黒竜江省で

大発生して、被害を及ぼしている。

中国国家統計局のデータでは、東北三省の

黒龍江省、吉林省と遼寧省の食糧生産量は

中国全体の20.8%を占める。

3つの省の総生産量は約1億3811トンだった。

中国の穀倉地帯である中南部の湖南省でも

イナゴによる食害、蝗害の発生が伝えらて

いるがサバクトビバッタが雲南省や新疆

ウイグル自治区、チベット自治区を経由して、

6月にも侵入する可能性があるとして、

神経をとがらせている。

食害が深刻化して、食料不足に陥った場合、

輸入で頼る東南アジアのタイやフィリピン、

ベトナムなど各国政府は、緊急事態に備え

自国の食糧を確保するため、小麦やコメ

などの輸出を規制している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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