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2020年6月15日月曜日

不整脈で心室細動や心房細動を引き起こす

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
大仏殿 東大寺



高血圧症になると、心臓の左心室が肥大して、

『HFpEF(ヘフペフ/拡張不全)』を起こし

心不全のような状態なる。

ヘフペフは高齢者に多く、命に係わる急性

心不全を起こし易くなる。

肺炎を起こしたときや、寒暖差などで血圧が

乱高下したときに発症し易いので注意が必要。

左心室肥大の不整脈で、[心室細動]を起こすと

やはり命に関わる。

心室細動は、心室がプルプルと震えたように

なって血液を送り出せなくなり、自動体外式

除細動器(AED)などで心臓の動きを元に戻さ

ないと生死を分けることになる。

更に、心臓の上の部分の心房の動きが悪くなる

[心房細動]では、心房内で停滞した血液に

血栓が生じ易くなり、それが、脳の血管へと

流れ着いて脳血管が詰まる[心原性脳塞栓症]を

引き起こすことになる。

すでに高血圧の人は、減塩などの食生活の

見直しと、適切な薬の服用で血圧のコント

ロールを心掛けることが大切だ。

□塩分過多の高血圧が引き金で起きる心臓病

*HFpEF(ヘフペフ/拡張不全)

大動脈へ全身の血液を送り出す左心室の動きは

正常なのに、血液をうまく送り出せない状態に

なり、急性心不全を起こし易い。

*不整脈

心臓の拍動が乱れ、命に関わる心室頻拍

(ひんぱく)や心房細動を起こし易い。

*心房細動

心臓で生じた血栓が脳の血管を詰まらせる

「心原性脳塞栓症」を起こし易い。

冬場の発症リスクが高いので用心が必要。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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