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2021年3月3日水曜日

極寒下で火災が続くシベリア メタン爆発

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
月ケ瀬梅林



世界で最も寒い地と言えば、ロシアサハ共和国。

サハ共和国の首都、ヤクーツクは厳冬期には

気温がマイナス50度を下回ることまるが、

21万人の人々が暮らしている都市だ。

2021年1月28日の記録では、最高気温はマイ

ナス42度、最低気温はマイナス54度だった。

ヤクーツクから更に北東に400Kmも先の村

周辺では雪景色の中で、もうもうと煙が

積もった雪をかき分けて吹き上げている

情景が伝えられている。

地面の下に存在する亜炭が燃えているのだ。

長年にわたり堆積した落ち葉や草などが

泥炭となり、炭化して石炭のように燃える。

2020年6月20日に、世界での最低気温を記録

した極寒の町、サハ共和国ベルホヤンスクで、

気温が摂氏38度に達し、北極圏での過去最高

気温を記録した。

この熱波で、前年に続いて各所で森林火災

発生し、ロシアは軍を派遣して消火に当たった。

この火災により、地下に広がる泥炭層にも

火がついて、じわじわと燃え広がっている。

インドネシアのカリマン島などでも、森林の

伐採後の野焼きの火が入って、地下から煙が

揺らぎ出ている場所が多くみられる。

熱帯地方と違って、極寒のツンドラ地帯での

泥炭層の火災は、より深刻な事態に繋がる。

ツンドラ地帯の地下には、膨大なメタンガス

存在しており、温暖化によりガスの噴出、

爆発が頻発しており、温暖化加速の原因に。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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