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2023年1月19日木曜日

今シーズンの鳥インフル殺処 1000万羽超える

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
笠 荒 神



2022/23年の全国での高病原性鳥インフル

エンザの発生が異例の早い拡大ペースで感染が

相次いでいて、年初の千葉県での検出で

53ヶ所目となり、過去最多件数となっていた。

1月9日に、茨城県で発生した感染による

殺処分対象数で計998万羽となり、過去

最多を更新した。

この後も、感染が相次ぎ、10日には新たに

宮崎県で発生が確認されたことで、1つの

シーズンとして初めて、合わせて1000万羽を

超える事態となった。

去年10月28日に岡山県倉敷市と北海道厚真町で

発生が確認されたあと、過去にないペースで

感染拡大が相次ぎ、すでに2020/21年の

およそ987万羽を上回って過去最多を記録。

異例のペースで感染が相次ぐ理由について

専門家は、感染した渡り鳥の飛来がこれ

までで最も早い9月下旬に始まり、例を見ない

ほどウイルスが持ち込まれたなどとしていて、

国内で定着している鳥にも感染が広がり、

ウイルスが維持される状態が春まで続く

おそれがあると指摘している。

農林水産省は消毒の実施やウイルスを運ぶ

野生動物が入り込まないよう施設の補修を

速やかに行うといった対策の徹底を養鶏

農家などに呼びかけている。

1000万羽を超える殺処分の結果、出荷される

鶏卵の数量も減少し、優等生の卵価格も

品不足の影響で3割ほどは上昇、食卓に影響も。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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