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2023年1月5日木曜日

海域活断層の調査 陸と比べ調査困難

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
若 草 山 山 麓



海域の活断層については、陸地と比べると

調査が進んでおらず、実態がまだ十分に解明

されていないので、地震調査委員会は今回、

最新の調査や研究結果をもとにして、海域の

活断層の評価を公表し、今後、日本海南西部の

海域の活断層についても評価を進める方針。

活断層の調査は、できた地層のずれなどを

確認し、過去の地震の規模やメカニズム、

発生間隔を分析する。

陸地では、断層を横切るようにトレンチを

掘って地層を直接観察したり、ボーリングや

人工的な振動をもとに地下の構造を調査する。

一方、海域の活断層は地層のずれが海底にあり、

直接観察することができないため、断層の状況を

把握するのが難しく、詳細な分布は不明確に。

東日本大震災後には、海域の活断層が多い

日本海側を中心に調査が進められている。

東京大学などが中心となった[日本海地震・

津波調査プロジェクト]では2020年度までの

8年間にわたり、沖合から沿岸域にかけて

広域の調査を実施した。

船に積んだ[エアガン]と呼ばれる特殊な装置で

振動を発生させ、海底から跳ね返ってきた

反射波を計測することで海底の構造を調べ、

未知の断層を突き止めた。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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