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2010年5月15日土曜日

中国のお手盛り退職金問題

塔のある道  複製画  10号





最近は姿を消しましたが、中央や地方を問わず、議員

のお手盛りの歳費増額、給料や手当てのアップが

常態化していました。

しかし、下げるとなると大変なことです。

一例が大阪府や名古屋市での議員報酬や給与の

引き下げに かかわる抵抗のもの凄さでした。

国会議員の高額で優遇された年金の問題は、棚上げ

されたまま議論の対象にしようともしません。

中国の高級幹部の退職金の問題も同様で、その特権

には、別世界の感じがします。

現在中国では11万人余りの高級幹部が退職金を

受けています。

ここでは、単に金額を受取るだけではなくて、日常生活

に様々な特別待遇を備えた終身特権のため、批判や

改善要求の声が上がっても議論もされないようです。

1級から6級まである退職高級幹部、11万2470人に

対する終身特権で支出される年間金額は、1175億

9900万元(約1兆7600億円)になります。

単純平均では、一人当り1570万円ほどの金額です。

第一級に当る、国家主席や総理などの人が12人には

年間600万元(約9000万円)が支給されて、運転手

や家政婦、医師などが付きます。

第2級の副総理、政治局員などの56人には年間400

万元が、第3級の上将や元老の未亡人など128人

には、300万元が支給されます。

終身特権が受けられる高級幹部の第6級には、全体の

62%強の約7万人が該当していて、地方の省庁の長

や軍の師団長クラスで、年間60万元(約900万円)を

受取ることができます。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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