地球温暖化による影響で南太平洋の島国の
水没問題が現実化しているが、最近ではＮＹ市が
このままでは水没の危険性を備えているという。
温暖化の要因の最大のものが二酸化炭素に
よるものであり、この排出量を減らす取組みの
ＣＯＰも、排出量の４割を占める米中の非協力が
大きな障害になっている。
温暖化の要因で、意外性を以って語られるのが
家畜のゲップによって放出されるメタンだ。
ウシやシカなどの反芻動物は、食べた植物を
消化するために、胃の中に備えている居る
微生物の助け借りるが、この消化の課程で大量の
メタンガスが発生し、ゲップとして排出される。
メタンガスも地球温暖化に働くが、困ったことに
メタンガスは二酸化炭素の２３倍もの温室効果を
備えており、長期間滞留することだ。
近年では、メタンは年間６億トン排出されており
内４割弱が沼などの湿地や熱帯の泥炭層から、
また２割弱が主として家畜のウシやヒツジからだ。
最近の研究で、草食恐竜の全盛期だった今から
１億～２億年前の温暖化は、彼らのゲップの
影響によるものだったのではないかとされる。
牧畜を含め現在の人類が排出量に匹敵する量だ。
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