関東地方では梅雨が早く明けて、今夏は猛暑が
予測されるなか、夏場に備えた水不足が心配に。
主な水源となっている利根川水系では、全体の
給水量の１/３を頼る八木沢ダムの貯水量不足が
懸念を広げている。
７月２０日現在、５０％を割り４４％にまで低下。
流域の８ヶ所の貯水量でも、５８％の貯水量しか
ないので心配この上ない状況だ。
１か月前では５２％だったが、６月末には纏まった
降水量が期待して、比較的楽観的ではあったが
６％と１ケタの増に止まった。
都知事もシャワーも出しっぱなしにはしないでと
節水の呼び掛けに懸命だ。
慢性的な水不足で悩む中国では、気象局が移動
式のロケットで日常的にヨウ化銀を打上げて
人工降雨を行っている。
１日に各所で数百発の打上げもある規模だ。
日本では、やっと本格的な実験に取組んだ段階。
それでも６月には飛行機から雲の中に「液体
炭酸」. を散布して降雨に成功している。
利根川水系で、渇水の非常事態に備えて積極的に
実験を繰り返してはと思うが、肝心の雲の発生が
無ければ意味がなく、雲作りから始めねばならぬ。
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