古来、日本では郊外の住宅地や農村部では
家庭の生ごみは畑に返し土にした、木や紙は
焼却して灰もまた畑に返していた。
都市部での埋立処分地が不足して来るに従い
東京都では将来のゴミ処分に備えて１９５７年から
江東区の夢の島での埋立が始った。
厳しい分別制度が導入されるまでは、樹脂類や
産業廃棄物までも混入されて処分量は膨大だった。
現在、中国で大問題になって来たのがゴミ処分。
全国６６８都市の２/３がゴミを処分するシステムを
備えていず、都市周辺に積み上げている。
中国では、ハエが多くたかるのは御馳走の証しと
揶揄していた時代と変わらぬ環境を放置している。
地方の街や農村では尚のこと周辺に積み上げる。
樹脂製品など土に還らぬ雑品も混入しているため
ゴミの量は増えるばかりで、工場から出る廃液や
化学物資も混入しているため不衛生さに加えて
非常な危険性も備えているゴミの山だ。
北京市や上海市、広州市でも１/３程はゴミの
行き場が無くなって来ている。
焼却設備設置計画では住民の反対運動で頓挫も。
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