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2015年7月25日土曜日

バターに続きオリーブオイルも不足する?

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
アジサイ 



ギリシャ時代から、人々の食生活と密接に繋がって

来たオリーブに大きな問題が持ち上がっている。

古代ギリシャとも交易があったとされる長い歴史を

備えたイタリア南部、プーリア地方のオリーブの木に

異変が起り、オリーブ関係者に衝撃が走っている。

樹齢500年を超えるとされる古木が立ち並ぶ広い

オリーブ畑で、次々と木が枯れて行くのだ。

植物を萎びさせる毒性を備えた「ピアス病菌」という

細菌感染でオリーブの大量伐採の危機に瀕した。

この細菌を駆除する薬剤が無いので伐採して

焼き畑をするしか対応策が無いという。

世界で第2位のオリーブオイル生産国イタリアでの

大事件であるため、オリーブオイルが無くなるの

ではないかとする記事も見掛ける。

だが、イタリアの生産量は全世界の22.4%だから

特段、大騒ぎをすることもない。

しかし、純粋の成分を備えたエキストラバージンの

生産量や価格に大きな影響を与える可能性は大だ。

スペインは世界の51%を産出し、多くをイタリアへ

輸出し、イタリア産と表示して全世界に輸出される。

スペイン産ではエキストラバージンのオイルは最大

20%程度とされるので、高品質製品不足は不可避だ。

だが、日本では「エキストラバージン」と表示された

商品が不足する事態にはならないから安心だ。

何故なら、日本には「エキストラバージン」と表示

する基準が存在しないから。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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